あらすじ
退屈な日々を過ごす主人公。
しかし、目に留まった猫を追いかけたことで、その日々は鮮やかに変化をしていくこととなる。猫が辿りついた先は、学園の中庭。
生徒たちがあまり訪れることのない親水広場。ふと目をやると、水際に一人の少女がいることに気づく。少女は主人公の幼馴染である後輩だった。
気になり声をかけて見てその目的をしり興味を持った主人公。そんなふとしたきっかけから繋がっていくヒロインたちとの関係。
そんなある日、本音で触れ合う関係の中で、主人公は一人の少女にひかれていることに気づくのだった。
エンターグラムから発売されている 18禁恋愛ゲームのPS4版です
なんとなく買ったのですが なかなかヒロイン達もかわいく面白かった
学校の噴水広場 天体宮(ノミカ)の集まりをきっかけに ヒロイン達と関係を築いていく物語です 全体的に言えば主人公 ヒロインと共に変わっていくのがテーマだったかと感じます
天体宮(ノミカ)では 最初皆 本名と顔を隠してるが プレイヤーにはバレバレでしたね まあ隠す意味ないからな
攻略できるヒロインは4人 どのキャラクターも個性的で 個人的に小羽がお気に入り
物語中盤になると ある程度好感度が溜まったヒロインの主人公に対するモノローグがみれます もんもんしている子もいれば 葛藤している子もいる
というヒロインの心情がみれるのがよかったですね
千代 小羽(ちしろ こはね)
見た目はまるで 年下だが これでも主人公より年上で ヒロイン最年長である
しかし見た目どおり 中身も子供っぽいのがかわいい
お菓子につられたりするので 「チョロ子」と呼ばれることも この子本当高校3年生なのか
ルートでは 小羽の進路について話です 小羽は保育士になるのが夢でしたが
家では亡くなった父の代わりに母が働いており 幼い妹と自分を育てている
夢を諦めて別の道へと進路を決めていました 納得のいかない主人公は小羽と話し合い
彼女も変わっていくことを決意 この時小羽に喝を飛ばす主人公かっこよかったですね
服えらびのデートでは かわいらしいコスプレ(?)が多く見ることができます
校庭で叫んで告白するのは勇気いるよな・・と思ったり
真埼 英梨(まさき えり)
主人公の同級生で 美人でよく告白されるが 自分にも他人にも厳しいため敬遠されることが多い 初対面で主人公にビンタをするのはどうかと思ったけど・・
主人公とは憎まれ口をたたく仲だが どちらかと言えば夫婦漫才のようであり険悪な会話にはなっていなかった とうか明らかにツンデレ
オイルを塗るシーンは一番のお気に入りでPS4の限界基準までやってくれたと褒めたい ルートでは 天体宮や主人公との関係で彼女も少しずつ変わっていきます
友達の作り方という本をわざわざ探していたのは不覚にも笑ってしまった
英梨は両親が離婚していて 一緒に暮らしてる父親も仕事でほとんど家におらず折り合いも悪い 唯一の居場所は和代ばあさんが務める喫茶店だった
幼い頃から店の手伝いはしていたが 和代にしか心を開かず 客とはほとんど喋っていなかった
しかし和代が喫茶の閉店することに 居場所がなくなることに明らかに動揺する彼女は
いままで見せたことがない焦りでした
ですが 「ぼくがいる」という主人公のセリフ 彼女は全てを失うわけではない
主人公や天体宮の仲間達がいる
ヒロインの中で唯一 主人公と結婚した描写があり こういうゴールが描かれるのは好きなのでシナリオは一番好きだったかな
水澄 律(みずすみ りつ)
美貌とスタイルのいい体で人気がありそうだが 感情が乏しく どこか不思議な雰囲気をもつ少女 初対面では悪ガキに縛られていた(?
無自覚に男性を口説いているのではないかと 心配になる程「エロい」言動が目立つ
ルートでは主人公の想いを隠すこともなく 好きだと言えるのは 彼女だからだろうか
しかしながら恥ずかしいという感情はそれなりにあるようで この照れ顔は男子ならだれでもときめくだろう それにしても胸でかすぎじゃね
お風呂に入ってきたときは 全裸でなく水着だったのは少し残念でしたけどまあPS4版じゃ無理かそれでもきわどいけど・・
律はその美貌が上 両親から美しさを崩すことを許されていなかったが発覚する
大声を上げてもいけないし 口を大きく開けてもいけないという あんまりな扱いを受けていたようだ
そんな中 律に両親から進路を決められるが 主人公との関係で律にも少しずつ意志が芽生えつつありますが 思い切って両親に抗議しますが・・
ダメでした ですが「肯定」もしなかったのは大きな進歩ですよね
今は無理でも これからどうにかする 主人公も律を支えていくことを決意
ラストでは主人公と遠くへ引っ越し 一緒に暮らします 律はガラス細工職人の修行していて大変でしたが それは外見ではない律の美しさがありました
天乃 ひまり(あまの ひまり)
主人公の幼馴染で 小さい頃は仲がよかったが 後に別々になり今の学園で再会
主人公のことは昔は樹おにいちゃんと呼んでましたがいまでは先輩と呼んでいる
穏やかで真面目な性格で男女と共に人気がある
物語ではルート以外ではヒロイン達のまとめ役みたいな立ち位置えすね
明らかに主人公に好意を持っているひまりですが なぜか自分は恋人にはなれないと自問自答します
ひまりは主人公に恋人を作ろうと奮闘しますが うまくいきません
そこに「自分」を含めないはなぜ・・?
ちなみに天体宮(ノミカ)の集まりを作ったのはひまりです
まあタイトル画面にも一番前に出てるし本作のメインヒロインという扱いなのでしょうか
一度振られましたけど 主人公もひまりに想いを打ち明けます
ひまりも観念して本当にことを話してくれました ひまりは海外に引っ越しをしてしまう もう自分とは会えないかもしれないので 主人公とは他の恋人を見つけて上げて諦めるつもりでした
でもお互い諦めるつもりはなかったんだよね・・
ひまりと恋人になってから 思い出を作っていく中 ついに別れの時がきました
最後まで「どうせ恋人」になるからとどちらも気丈に振舞いますが この後主人公泣いてしまうんですよね 描写こそなかったですが ひまりも飛行機で泣いていたんじゃないかと思います
一年後の夏 帰ってきたひまりは まるで昨日会ったように話しかけ 主人公と再会します どれもハッピーエンドでよかったけど ギャルゲーって
「このルートではあのヒロインの悩みはどうなるの?」という思考が出てしまうのが私の悪い癖ですよね
サブキャラクター
姫月
主人公のクラスメイト
美人だが主人公のことをあまり好きでないらしく これでもかという程 毒を浴びせてくる 男性だったらぶん殴ってるレベルだが 主人公もよく 付き合ってれるなぁと
猫が好きで 猫のことになると 急にキャラが変わる
フラグかと思いきや 本当に攻略対象じゃなかった(笑
ほのか先生
主人公の担任教師
物腰はやわらかいですが しっかりとした主人公も頭が上がらない大人の女性です
私の経験上 ギャルゲーの教師は変わった人が多かったですが 一番まともかも
正直に言うと この人攻略したかったなぁ・・すごい美人だし
天体宮(ノミカ)から始まった青春物語 とても感動しました
BGMも物語の雰囲気によく合ってたと思います