コロッケ!の不満点?

楽しく解説しているコロッケですが やはり好きだからこそ 気になる点や納得のいかない点もある ちょっとマイナスポイントを話してしまう記事なんだけど まあ悪い点も含めて楽しい漫画でしたし

・1 月間連載はもどかしかった

完結してから20年もたった今ではどうってことないが コロコロコミックは月間連載

ということもあり とにかくストーリーの続きが読めるまで一か月またなくてはいけないのは苦痛でした まあそれくらい毎月楽しみな内容でしたし コロッケはアニメやゲームもよく出てましたから供給がない期間はあまりなかったのですが

それでもストーリーの進行に何カ月も待たなくてはいけないのが学生にはもどかしかったです でもこの作品ほど新章が楽しみな漫画もありませんでした

樫本先生には申し訳ないが少年ジャンプで連載されていればよかったと思うこともあります ジャンプならより多くのストーリーやキャラの掘り下げもできたのではないかと・・

2・大会形式が多すぎる(というか原作は全部これ)



とにかく「ルール」の乗っ取った大会形式が原作のほぼすべてだったのは不満でした

確かに樫本先生の考える特殊なルールに乗っ取ったバトルのアイディアはどれもすばらしいと感じます ただ せっかっく禁貨とかバンクとかという壮大な設定があるのに

冒険感がないのも否定できません 禁貨ゴーグル編もけっきょくバンカーサバイバル始まってしまったから・・例えばゲームでは 雪国や神秘な森 時間移動や天空など

冒険感あふれるストーリーだったので 原作でもこういうのをやってくれるはずと

なぜか自分は信じて待ってたのですが結局ありませんでしたね

だた今思えば あれはゲームだからこそできたことであり月間連載では厳しかったのかもしれません

3・明かされていない設定や謎が多い

この作品はとにかく世界観の掘り下げが甘いように感じます まあコロコロコミックなんだからそこまで考えていないんだろうけど

バンキングとはそもそも何者だったのか バンカーが暴れまわるこの世界で 対抗組織はないのか 結局何者だったのわからないやつや バーグの願いやコロッケの出生の謎など

気になることが多すぎます しかしこれは樫本先生は設定は最小限にしか考えない方針だからだそうです 設定にしばられ こじんまりした話になるのが嫌だったからそうですね

あとコロコロはある意味ジャンプより 打ち切りが酷くてコロッケという人気漫画でも

数年続けられる保証がないので話を無駄に広げたくなかったかもしれません

4・途中で構想を変えた? と思う所がある

樫本先生には失礼だと思いますが これ思い付きでストーリー変えたな? と思う所も

あります 例えば記憶喪失になったフォンドヴォーですが 彼は記憶を失いカラスミ軍団として敵になってしまうのですが 本当は記憶は失っておらず カラスミの野望をくじくために演技をしていただけでした これが僕にはちょっと納得いかなくて

フォンドヴォーの様子から見てあれは本当に記憶を失ってるように見えましたし

本気でリゾットやコロッケを攻撃しているようにか思えません なんかブラックキーとか唐突にでてきたなと 僕としては コロッケの熱意で記憶を取り戻すという展開を期待してたんですけどね・・

5・終わりがちょっとあっさりめ

最終章の黒禁貨編ですが なんというかこれ始まった時点から完結が決まっていたんだろうなぁとサクサク進んでけっこうあっさり終わった感じなんですよね

というか最終章とは思ってなかったので「次号 最終回」のはかなり衝撃でした

確かにアニメも終了してたけど 原作はまだまだ人気だったと思います 最終章は

バンキングの謎を掘り下げたものだと思ってたんですよね しかし連載も6年目に入り

コロコロでは長く続いたほうで グダグダで終わるよりは綺麗にまとまった完結だったと感じます 前に言いましたがこの作品が終わると同時に僕は社会人になり

区切りがいいのでコロコロコミックを卒業することになりました(12年読んできた雑誌をもう買わなくなるのは辛かったですが)

ただどうしても小学館の都合で終わらせられた感が拭えません

あとアニメもちょっと不満なんですが長くなるので割合します

 

まとめとしては僕はこの作品にありもしない期待をしすぎただけなんですよね

十代の青春みたいな漫画ですし この作品と出会ってなかったらバトル漫画の魅力に気づけなかったかもしれません

そしていま コロッケの続編 ブラックレーベル連載中です

この作品でコロッケの熱がよみがえってきたんだよな