ブルーリフレクション帝 感想

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ブルーリフレクション クリアしました 本作はガストによる ブルーリフクレクションプロジェクトの一つであり コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)では2作目にあたります 前作の不満点が大きく改善されており より手ごたえのあるRPGとなっていてクリア時間は42時間のそこそこあるボリュームあり 満足できる作品になっていました

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トロフィーは67%までとっています 2週目をしないと100%をとれない仕様になっており トロコンしやすいゲームなだけに残念ですが(自分はすぐに2週目をしない)トロフィーにあまり関心がない人でもある程度はとれるようになっています

ストーリー

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10人の記憶を失った少女達が異世界で共同しながら脱出を目指す物語です 少女達は

「リフレクター」の力を身に着けています

この異世界はどこなのか 元の世界はどうなっているのか 様々な謎が物語開始時点から出てきて先の読めない展開が面白かったです 物語が進むにつれ明らかになっていく真実に驚かされるでしょう 物語に進めていくキーは少女達の記憶にあり 過去の自分と向き合っていくのは感傷深いものがありました

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少女達はなぜか存在する学校を拠点とし 共同生活をします 異世界探索の相談や共同生活を楽しむ上での何気にないおしゃべりや遊びなど 少女達の絆を描いていました

どのキャラクターもきとんとした掘り下げがあって 空気な登場人物は一人もいなかったきがします 物語を終えた後 ひと夏の青春物語を見たような気分になりましたね

ですからストーリーの評価は高いです

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百合要素ももりだくさんです(笑

で今作をやるうえで これまでのプロジェクト作品をやってる必要があるのかという疑問もあると思います。物語自体は今作で綺麗にまとまっており前作をプレイする必要はないです しかしガッツリ世界観は繋がっています 前作やアニメの後日談的な補完があるし今後リリース予定のブルーリフレクションSUNへの伏線もあります

グラフィック

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キャラモデリングに関しては なんか前作より人形っぽくなった印象ですが 日差しや雨 光の描写などエフェクトが幻想的で素晴らしいと感じました 得に夏を感じさせる日差しは 綺麗すぎて絵画のようでしたね

システム

システムに関しては大きく分けると少女達の絆を深めるようなものが中心になっていたと思います

探索要素

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今作で移動できるのは拠点である学校と「ココロトープ」というダンジョンになっています 探索自体はそこまで面白味はないです モンスターと素材があって ギミックも単調であります

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そして 敵にみつからないように 目的地まで移動するステレスミッションですが・・

これはめんどくさいだけで要らなかったのではないでしょうか なんというこの作品に合っていないような気がします

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しかしこのココロトープ 探索自体は微妙ですが ロケーションが素晴らしいのです

ココロトープは少女達の内面や心を反映した世界であり その人物が何を思いでにしているか色々考えてしまうんですよね ですから飽きることなく進めることができました

戦闘

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前作の不満点でパーティ3人固定 レベルがないなどRPG要素が薄いと指摘されてましたが今作ではレベルがありますしパーティメンバーは6人 スキルの役割をするタレントを取得できるタレントレベル 装備の役割をするフラグメントなどよりRPGらしくなりました

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戦闘は右にエーテルがたまっていく エーテルが溜まるとで自分のターンがきて任意で攻撃ができます エーテルは右にいくほど数が大きくなり協力な技が放てます戦闘はリアルタイムで進みますがどのタイミングでコマンドを使うのかが鍵になる戦闘でした

控えキャラはは毎ターンステータスの向上 回復などができます もう少し攻撃にも力をいれてほしかったですが攻撃用のアイテムも使えるので うまく活用する必要がありました

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アイコン左にある数字はギアとよばれるもので 毎ターンごとに増えていき3になると

リフレクターに変身します この状態だとより強力なスキルが出せるようになります

いちいち変身演出がくどいかなと思いましたが後で設定でカットできると知りました

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インファイトバトルは主に強敵との闘いで発生する一対一のバトルです

限られた制限時間で4つのコマンドを使います このタイミングを計るのが難しく

代替はこちらが攻撃できる方が多いと思いますが敵の攻撃をかわしにくいので 大ダメージを受けてなんどか即死になったことありました

工作・学校開発

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 よりよい学園生活のために少女達は身近なもの 学校の施設を整えてたりしなくてはいけません メニュー画面からいつでもアイテム作りの工作 学校施設の開発ができます

作り方自体は素材を集めるだけで難しいことはありませんが 誰が作るかを選ぶことによってアイテムの違った効果が発揮するのが面白かったですね

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施設開発もアイテムと同じく素材があればいつでも作れます 施設はセットすることで様々な効果を発揮しますが 学校のロケーションにも反映しにぎわっていくのがよかったですね(いくらなんでも女子高生では作れないだろと思う物もあるが)

デート
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好きなキャラクターをデートに誘い学校内を 一緒に歩くことができます とても微笑ましいですね 特定の場所へいくとイベントが発生します

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このデートイベントはどちらかというと アトリエでいうキャラクターイベントに近いです 異世界で共同生活する中でキャラクターの何気ない日常が見れます

フルボイスではないのが残念ではありますがその数は100種類以上あるすごいボリュームでした

キャラクター

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異世界に当然集められた 10人の少女達 主人公の愛央は平凡な少女ですが 周りを引き寄せるような行動力がありリーダーとして皆に認められていきます

一人一人つっこみたいところですがキリがなくなるので割合します(泣き)

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少女達は無関係のように見えますが 実はブルーリフレクションプロジェクトに関わってるリフレクター達です 残念ながら今作では全員が変身するわけではないのですが

アニメ主人公のひまり 前作の主人公の日菜子

ブルーリフクレクションSUNのキャラクターが先に出演したりなど  オールスターのようなゲームになっています 自分は帝をやる前にアニメを見たのですが より世界観が深まったなと感じています(普通に学園生活をしている平原姉妹を見て泣けてくる)

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自分のお気に入りは どこか不思議な雰囲気を出す少女 きららです

リフレクターではあるのですが今作では残念ながら戦う力はなくなっています

しかしブルーリフレクションsunの重要人物でもあるようなので そちらではぜひ彼女の活躍に期待しています

 

まとめ

ブルーリフレクションは正直シリーズ化はしないだろうと思ってましたが

こうして大きなプロジェクトとして 立ち上げてくれたガストには感謝します

ゲームとしても良作で 今後もこのシリーズを続けてほしいなと思ってます