ゴッドオブウォー　ラグナロク　感想

ゴッド・オブ・ウォーラグナロク」全クリレビュー。怒涛の展開 ...

２０１８年に発売され　高評価を得た　ゴッドオブウォーの新シリーズの続編です

この作品は本来３部作の予定だったのですが　２部作に変更されて今作で綺麗に完結します（まあ続編をやろうと思えばできるラストでしたが）　本来は２０２１年に発売される予定だったのですが残念ながらかなり延期してしまったものの　時間がかかったのも仕方ないと思えるクオリティでした

ストーリー

クレイトスとその息子　アトレウスのW主人公になります　神々の終焉が迫るラグナロクとオーディンの手が迫る中　クレイトス親子の壮大な親子愛の物語です

・ストーリーはかなりよかったと思います　まず少年だったアトレウスがたくましい青年に成長していましたね　前作よりだいぶ力と知識を身に着けてましたが　いかにも反抗期って感じ前作よりも父親との口論が多かった気がします　ですが互いを思いあってるからこそ対立する不器用な親子がすごくいいんですよね

・前作はアトレウスの成長物語だったのですが　今作はクレイトスの成長物語でもありました　彼はだいぶ父親らしくなってきましたが　人々に気をかけたり　友人も増え

厳しい態度ではありますが　復讐に燃えていた傲慢な若いころとは想像もできないほど穏やかになりました　

・あとクレイトス親子意外のキャラにも出番や掘り下げがあったのもよかったですね

いつも助言をくれるミーミル　皮肉屋だけどきのいいブロック　前作のゴタゴタで敵対してましたが和解し頼もしい味方になったフレイヤ　アトリウスを導いてくれたアンボルボサ　キャラクターが増えたことにより物語に深みが増していました

そして日本のゲームではまずやらない（というかできない）ような　まるでドラマか映画を見ているような演出にも惹かれました

戦闘はシーンはドラゴンボールかよ！みたいな大迫力のあるものだったし　キャラクターの表情の描き方もうまかったです

・ラストはちょっとせつないですが　アトレウスの自立や親離れをして旅立つの前作からやってる身からすると涙

・あとオーディーンが完全に悪として描かれてたのも意外でした

システム

クレイトスかアトレウスを操作するパートに別れ　エリア制のマップを同行キャラクターと共に探索し進むゲームです　同行キャラは前作ではアトレウスしかいなかったのですが今作では様々なキャラクターが同行し戦ってくれます

戦闘はアクションゲームです　やはりこのゲームの魅力は爽快なアクションでかなり気合を入れて作られています

クレイトスは斧と鎖（後半で槍が手に入る）を使い分けて豪快なアクションができます

攻撃をはじき返した爽快感で　敵にとどめを刺す演出がとにかくすごくて　病みつきになる戦闘システムですよね　ただクレイトスは体が大きいので動きがそこまで早くなく

回避に苦労しましたが・・

アトレウスは弓を使い　近距離でも有利に攻撃することができます　操作性自体はそこまで変わりませんが　こっちのほうが小回りはきくって感じかな？

しかし戦闘の難易度はかなり高い気がします　敵はかなり素早いし防御不可能の攻撃を

ザコ敵まで持ってるからな　あと戦闘システム自体が１対１をベースに作られている感じなので複数の敵に囲まれると　後ろから横からボッコボコにされました

だから意外に戦略を考えて戦うゲームだと感じます　しかし自分戦闘スクショ撮るの下手くそだよな・・

今作はRPGではないのでレベルの概念はなく鍛冶屋なので武器や防具をクラフトし素材を使ってパワーアップさせる形となります　ただこのメニューちょっとわかりづらいんだけど慣れればさくさくできるので問題なかったです

気になった点

マップ　謎解きがわかりづらい

このゲームとにかくマップをわかりづらいです　ミニマップとか表示されない　グラフィックや背景が良すぎるのがあだとなってどこからが背景でどこからがキャラクターが行き来できる道なのかわかりづらい　それと謎解きもギミックが遠すぎるので　それにまったく気づかず　攻略サイトをみなければ絶対進めなかったであろう仕掛けもある