創の軌跡 夢幻の彼方へ 感想

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10月1日 配信された無料のアップデート クリアしました

無料として十分すぎるほどの内容 ボリュームでした

今回は夢幻回路の謎も明かされ これで創の軌跡はきっちり完結します

恐らくもう大型アップデートはないと思われます

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新しくキャラクターで使用できるのは マクバーン オリビエ ジョルジュです

事前情報にはありましたけど 軌跡でも上位の実力にいた執行者を プレイヤーで動かせるのはすごいですよね

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とはいえやはりマクバーンは歓迎されませんでした 一応戦力としては申し分ないので

共闘という形にいます でも安全とは言えないけど そんなに悪い奴じゃないんだよな

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強大な敵キャラクターが味方になると弱体化する風潮があるRPGですが

やはりマクバーンはマクバーンだった

初っ端からレベル150を超えているのは驚いたけど 攻撃が回復が半端じゃないです

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あまり長い付き合いではなかったものの ヨシュアとも面識があるそうです

「レーヴェに届いたか?」というセリフからヨシュアのことも気にかけてたんですね

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エピソードも開放されます アッシュとマカロフの話もよかったですが

オズボーンの話が一番好きでしたね 閃の軌跡のこれまでのことが

オズボーンの視点で語られます やはりこの人は黄昏を進めつつ リィン達のことを

気にかけてくれていました

f:id:hinoasuno:20201001180736j:plainこれがリィンの夢かはわからないですが 真実だと信じましょう

・はじまりの先へ

次回作への重要な伏線となる3つのエピソードです 創の軌跡のED後の話で

ライトノベル形式ですが 非常に読み応えのあるもので次回作が楽しみになります

・もう一つの温泉郷

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共和国へ家族旅行へきたシュバルツァー一家ですが リィンの目的は他に

目撃されたというユン老師を探すことでした そこへ忍のような集団に襲われ交戦します 「朧月龍」と名乗る男たちはリィンと互角以上に戦える実力でびっくりです

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その中でリーダー格の「姫」と呼ばれる少女 ユンはここにはいないと言い立ち去ることを警告します リィンは世界の広さを噛み締めつつ 来るべき時に備えて自分を高めること決意します 口ぶりから彼女はユンの弟子なんでしょうか

あとリィンの再登場フラグも立ちましたね

・ある少女の学園生活

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共和国のアラミス高等学校に入学したレンは ロナール・グリフィスに自分の派閥に入るように言い寄られます

このロナールが初期のパトリック以下の小物で 生徒会選挙で邪魔になりそうな人を

脅迫か賄賂で落としていたんですよね レンは味方につけた方がいいと判断したのでしょうがあっさり振られます それからロナールとその取り巻きは数々の嫌がらせをするのですが・・

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選挙の日 邪魔物を消し自信満々のロナールでしたが なんとこれまでの悪事をレンによって全校生徒の前で映像で流されてしまうんですよね 地位と名誉を全て失った彼は自主退学 頼りだった父親もある不正で捕まっていて 身も心もおられました

身の程知らずがざまあみろ!

残虐天使にふさわしいレンらしい報復でした

この事件をきっけかに立候補していなかったのですが なんとレンはアラミスの生徒会長になってしまいました これが次回でどういう事に繋がるかわかりませんが またレンの活躍を見られそうですね 

・そして乙女は剣を手に進み続ける

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本編で語られてるサラの記録を塗り替える 最年少のA級遊撃士の少女の話です

(すいません いままでフィーのことだと思ってました)

新情報が多すぎるのですがまとめると

・彼女の名前はエレイン 剣の乙女(ソードメイデン)と呼ばれる

・エレインは幼馴染が2人いて 一人は昔突然いなくなったが最近ふらっと帰ってきて

イライラしている

・ジンの後輩らしい ジンはS級昇格の話が上がっている

・最初はA級昇格を断っていたがある事件をきっかけに承諾

・ストーリーを読むと 性格は真面目な少女だと思います

・エレインは次回の主人公というより ヒロインのような感じがします

長年音信不通だった 黒髪の幼馴染が主人公ではないでしょうか

このイラスト左の男なんだかそれっぽいし・・

 

龍が如く6 命の詩 感想

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あらすじ

失踪した遥の謎を追うため 広島に足を踏み入れた

しかしそこは東条会・近江連合の匹敵する力を持つ連合会が牛耳る地だった

 

シリーズで長く主人公をしてきた桐生一馬の物語の最終章です

4と5はどうしたって? 昔弟がプレイしているのを腐る程見てきたので今更やる必要がないんですよね・・ ところでこの龍が如く6 ユーザーの評価がかなり低いということで以前から気になっていました 実際プレイした結果低評価の理由もなんとなく見えてきました

1・「桐生一馬」の最終章らしくない シナリオ

本作は桐生の最後の物語でありながら 桐生の仲間達はほとんど登場せず

広島で出会うヤクザ「広瀬一家」との中心に描いています 人気キャラクターである

真島の活躍もなく 新キャラを押し出してるのはフィナーレとしてはん?と思う所はありますね それにメインキャラは芸能人を採用しているのも賛否両論になってます

2・遥が子供を産んでいる

桐生の娘ともよべる存在である遥が子供を産み その子供が本作の重要な存在になるのですが やはりこれが受け入れられない人もいるそうですしかも孕ませたのヤクザだし

3・小物すぎるラスボス

今作の黒幕でありラスボスはこれまでの ボスキャラクターと比べると 信念や野心ともに共感できる部分が全くなく器が小さいです

桐生の最後の敵にふさわしいくないという意見もあるようですね

 

しかし私はプレイした結果 非常に面白かったです

遥の夫は誰なのか?広島と秘密は? と謎が多くてハラハラしたし

最後は感動しました 上の賛否点から私の意見を述べてみます

1・確かに 真島や鮫島 など お馴染みのキャラクター達の出番はあまりなく残念ですが 最後までプレイして広瀬一家はすっかり好きになってしまいましたね

なんというかこれまで孤高に戦ってた桐生が 久しぶりに肩を並べる家族ができたと

うれしかったです 宮迫さんの演じる南雲はちょっと頭がよわいのが気になりますけど

桐生の兄弟分として十分な活躍を見せてくれました

広瀬の最後は 風間を連想させましたけど あのシーンで風間の最後を回想にだせば

もっと感動的になったんじゃないかな

2 遥はまだ若く 子供も「できちゃった」みたいな感じで批判を浴びるのも無理はないです ですが夫である勇太は広瀬一家の一員であるヤクザですが

問題のあるキャラクターではありませんし 家族を守ると桐生と約束しています

ですからこれは遥にとっては女の幸せをつかんだハッピーエンドだと私は解釈しています 「ヤクザと結婚して幸せになるわけがない」という声もあるようですが

それは偏見ではないかと ただ桐生と暮らしていくという夢は結局叶うことはなく

これをバットエンドだと呼ぶ人もいるようですね

3 これについては同意せざる得ないです

器が小さいというか印象に残らない奴で ただの悪い人にしか見えないんですよね

桐生の最後の相手にしては役者不足というか

ただこのシリーズって隠し事している人 多すぎだと思う

 

グラは最先端の技術ドラゴンエンジンで文句のつけようがなく 戦闘も面白いです

システムの大きな変化はないですが 一本のゲームとしてはやはり龍が如くはどれも

楽しいですね (しかしこの後に戦闘をRPGにしたのは思い切ったな)

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桐生さんお疲れさまでした!

 

 


 

PS4 フェアリーテイル 感想

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真島ヒロ先生の人気漫画 アニメをゲーム化したRPGです

この作品全く話題にならなかった上に 感想やレビューもネットを検索しても

極端に少なく自分も前情報がないまま 購入してクリアしましたのですが・・

恐らくですが 原作ファンからは「RPG」ということで食わず嫌いされているのだと思います バトルファンジーであるフェアリーテイルでコマンドRPGというのがしっくりこないのでしょうか 私も発表された当時は微妙に感じてましたが

RPGが好きなので気になっていた作品でした レビューもほぼないので

自分の目で確かめようとしたんです 私のレビューが参考になるかはわかりませんが

よくも悪くも原作ファン向けのゲームだと感じます プレイ時間はエピローグクリア

まで40時間

ストーリー

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ストーリーは原作後半である 大魔道演武編 冥府の門編をクリアしたの後のエピローグがある位です。この後の最終章はなく エピローグをクリアした後はテロップは流れず「ストーリーはここまでです」とメッセージが写されるだけであり続きは漫画かアニメでと

知れ切れトンボのような感じではあります あれだけ盛り上がって原作最後までやらないのかよ(泣 

 

あとやはりユキノの全裸土下座はカットされてた

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一応ストーリーを補完するために これまでの物語やキャラクタープロフィールを辞典で見ることではできます しかし全てを知るのは難しく フェアリーテイルを全く触れてことがない人には わからない部分もあると思います

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しかし さすが人気漫画であって ストーリーはかなり面白かったです

友情 努力 勝利 と少年漫画の王道を貫いていて

様々な魔導士や魔法 真島ヒロ先生のアイディアの多さには驚かされます

ギルドの絆を描いた熱い展開も多くてよかったですね 

ファンタジーが好きな方はぜひ原作を読んでみてください 魅力的なキャラクターや世界観に冒険心をくすぐられるでしょう

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私の好きなキャラクターはヒロインのルーシィで星霊魔導士の女の子です

FFでいう召喚士みたいな立場ですが 物語序盤こそ 個性的なフェアリーテイルの面々に振り回わされるのは目立ちましたが 徐々のフェアリーテイルで欠かせない

存在に成長していくのが好きですね 

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ルーシィと言えばお色気シーンが多いですよね スタイルもいいし可愛いし

理想のヒロイン ・・なんだこのルーシィ推しは我ながらキモイな

システム

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戦闘はオーソドックスなコマンドRPGです キャラクターの必殺技をうまくゲームコマンドに落とし込んでいてます MP消費が少なく割とガンガン技を出せます

というか攻撃コマンドをほとんど使わなくていい位

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戦闘のウリは仲間とのアシスト 魔法連携にあると思います PTは最大6人まで

戦闘に参加できる上 連携も10連以上もできるため たった1ターンでボスクラスの

敵のHPを半分削ることもできるのです 戦闘の演出も長くなくサクサク進むの

プレイがしやすかったです あとキャラクターのほとんどに個々のパワーアップ要素があるのもよかったです

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キャラクターエピソードをクリアすると ストーリーではゲスト参戦だったキャラクターもPTとして使えます ただこれゲーム内で説明ありましたっけ・・?

残念なのがフェアリーテイルはキャラが多すぎるので 戦闘で使うことができないキャラが多いですね メインキャラはほぼ戦闘にいますけどね

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原作再現のためか RPGなのに1対1のバトルがストーリーではけっこうあるのが

ちょっとキツかったです 個人的にターン制は複数戦だから面白いのあって

1対1だとなんだか味気ないですね(私がポケモンが苦手なのもこれ

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キャラクターエピソードやクエストでは 原作ではあまり絡まなかったキャラ同士の会話が新鮮で面白かったですね 

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本作のやり込み要素に ギルドのランク上げがあります

エストや施設強化によって ランクは上がっていきます 

施設強化を使えば道具屋が充実したり 装備品の質が上がったりと戦闘が有利になるために様々な恩恵があります クエストは討伐かキャラエピソードが多いですが

マップ移動が便利でストレスなく進めることができます クリア後も強敵出現したりとRPGのやり込み要素はばっちりでです

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きになったのは このギルドランクを上げないとストーリーを進めることができず

エピローグをクリアするのは結局Sランクまで上げる必要があるのです

このゲームをストーリーよりも ギルドのやり込みに時間がかかるゲームでした

特に最後のSランクは作業量が膨大で苦行でした おれはストーリーと別に区別してほしかったなぁ・・基本は僕はサブイベは飛ばしてストーリーを進めるタイプなので

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最後にこのゲームの開発はアトリエでお馴染みのコーエーコクモなのですが

おまえが言うんかい!!

総合的にいうと今作はRPGファンというより原作ファン向けのゲームです

ゲームとしては面白いのですがストーリーは中途半端に終わるので やはりフェアリーテイルを最後まで読んだ人 原作ファンのためのゲームだというのが私の結論です

まあRPGとしてはよく作りこまれてる方でした 私も原作ファンなので

 

漫画 テイルズオブゼスティリア アリーシャアフターエピソード 瞳にうつるもの 感想

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ゲーム テイルズオブゼスティリアの DLCエピソード

瞳にうつるものをコミック化した 作品です

全2巻 内容は全体的のはDLCと同じですが

漫画なりにアレンジしていて 一本の作品として楽しめます

ですがこの作品は ゼスティリアの後日談であり本編をやっていないと

スレイに対する登場人物の心情や重大なネタバレもあるため

いきなりこの作品を読むのはおすすめしません

・芳井アキ先生の絵は可愛らしく アリーシャや他のキャラクターを生き生きと描かれてます ストーリーは同じでも漫画の構成で違った視点で見ることができます

・特にアリーシャの心情がきめ細かく描かれてます 彼女のスレイに対する思いはここまでだったのかと 考えてみればお別れを言ったわけではないですからね

確実に今生は会えないでしょうから

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原作のスキットまで物語に自然に入れてるのはうれしかったです

なんだかんでエドナのアリーシャいじりは面白いです

・ロゼは 原作より心情がわかりやすく描かれてます アリーシャを最初突っぱねたのは危険に巻き込みたくない アリーシャとロゼの喧嘩はかなりマイルドにされていました

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そして原作にはなかった物語の補完もあって ゲームをプレイした人でも楽しめると思います

・アリーシャとマルトランの出会い

・アリーシャの幼少時代

・マルトランがヘルダルフ側についた理由

・ミクリオとザビーダが遺跡にきた理由

驚いたのはゲーム後の話がちょっとあって アリーシャはあの帽子をロゼに返していたという事実も(バンナム監修なので公式設定だと思われる)あり

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瞳にうつるものの最大の名シーンであり アリーシャがスレイへ 想いを伝える

シーンで スレイと握手する演出よかったですね 瞳にうつるはスレイは出てきませんが 想いはスレイに伝わってる・・という原作を越えた完結になっています

なんでこれがロゼ優遇と言われるのか意味不明ですね

どう見てもアリーシャの物語だろこれ

大変満足できる漫画でしたが一つだけきになることがありました

多くのユーザーから賛否が別れた 最後のルナールの高笑いのシーンは全カットさています

ルナールは出てくるんですけどね・・これは明らからに意図的なものでしょう

あの続きは出ないということはすでに 公式から発表されているので

漫画として綺麗に終わるためにも カットせざる得なかったと思います

それでもルナールに対してスッキリしない部分はありますね

2巻という短いですがテイルズファンなら満足できる作品でしたね

ぜひお読みください

 

映画 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 感想

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あらすじ

代筆業に従事する彼女の名は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。 人々に深い、深い傷を負わせた戦争が終結して数年が経った。 世界が少しずつ平穏を取り戻し、新しい技術の開発によって生活は変わり、人々が前を向いて進んでいこうとしているとき。 ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、大切な人への想いを抱えながら、その人がいない、この世界で生きていこうとしていた。 そんなある日、一通の手紙が見つかる……

感想

TVシリーズの続編で ヴァイオレットの物語の完結編です

TVシリーズと映画全体的に見てよかったと思える 感動の作品でした

 

・いきなり未来の話

本作の序盤は TVシリーズで出てきたアンの孫 デイジーの視点で始まります

アンが亡くなり両親と口論になってしまい 悩んだ時にある手紙を見つける

それはひいおばあさんの50年分のアンへの手紙でした

いきなり年月がとんで驚いたのですが ヴァイオレットはどうなったのか

気になる始まりでしたね 

・手紙の存在が薄れつつある近代化

電話の復旧に 手紙の存在が消えつつある社会になりつつありますが

ここはあまり本編に絡まなかった印象です

・生きていたギルベルト少佐

TVシリーズはヴァイオレットが手紙と人との繋がりを通じて

少佐から言われた「愛してる」の意味を知るまでの物語でした

ヴァイオレットはギルベルトは生きていると信じてましたけど

登場人物はもう会えないと割り切っていてTVシリーズは完結したので

生きていたの驚きでした ご都合主義と言えばそれまでですが

そもそも遺体は発見されてなかったので あのまま生き別れたということでしょう

しかし生きてたと知った時のヴァイオレットの動揺はすごかったですね・・

・ユリス

物語 中盤でユリスという男の子が出てくるのですが

病弱で自分が長くないと悟っていて 家族への手紙を書くのを

ヴァイオレットに依頼します このユリス最後は死んでしまうのですが

亡くなった後 彼からの手紙を読む家族が号泣ものでした 

・ヴァイオレットをはねのける少佐・・

ギルベルトに会いにいくヴァイオレットですが 会いたくないとはねのけて

しまいます ギルベルトはヴァイオレットを戦争の道具に使ったことを

後悔していて会う資格はないと ドア越しで泣きながら会話する二人

せっかく会えたのにここで終わりなのかと 見ている私も悲しくなりました

・最後の手紙

二人を引き合わせたのは ヴァイオレットがギルベルトに書いた手紙でした

その内容は突然押し掛けた謝罪とこれまでの感謝の言葉 そして別れの文章が書いてありました それを見たギルベルトは 帰るヴァイオレットを追いかけて

感動の対面で終わります この時ヴァイオレットは泣きすぎて何も言えなかったのですが 想いは全て手紙に書いたので ギルベルトが追いかけてくるとは思ってなかったのでしょうね

最後にデイジーの視点に戻ります ヴァイオレットは手紙の残りの手紙の仕事を片付けた後 郵便局をやめて ギルベルトと暮らしたそうです

その後結婚したのか今生きてるのか亡くなったのかは 特に語られませんでしたが

物語は綺麗に終わったので それ以上は想像におまかせしますということでしょう

 

この映画の制作には 事件やコロナと我々には想像がつかないような

多大な苦労があったと思います 最後まであきらめず完成させたことや

ヴァイオレットの物語の結末を見届けさせてくれたこと

京都アニメーションの皆様 本当にお疲れ様でした そしてありがとうございました!

そしてヴァイオレットの難しい役をこなしてくれた石川由依さん 本当によかったです!

京アニの次回作 期待しています

 

PS4テイルズオブヴェスペリア リマスター クリア

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スイッチ版をなくしてしまったので PS4版を購入しました 最初は暇つぶし程度だったのですが やはりテイルズシリーズでも名作であってか 最後までやってしまいました トロフィーは32% もう3回目くらいか・・

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ヴァスペリアはPTが非常に魅力的ですね 個性的なキャラクターな上に

PTの仲はよく チャットは見ていて楽しい

自分のお気に入りはエステルで 最近テイルズは男勝りな女性キャラクターが多いですがエステルのような おしとやかさと優しさに溢れたヒロインが私は好きですね・・

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グラフィックは テイルズの一つの完成点とも言え 10年前というか

もはや最新作と言ってもよい位です

残念ながらテイルズはこのグラフィックを引き継ぐごとなく 違う方向へ進んでしまったのはもったいないと思います エクシリアの等身が嫌ってわけじゃないですが

テイルズ特有の「かわいさ」はなくなったよね

個人的に印象に残ってるシーン

・ハルルの花咲き

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エステルの「咲いて」からハルルの花が満開になる場面

ここのアニメーションはとにかく美しくいです

・ラゴウ キュモール暗殺

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評議会の権力を利用して 罪を軽くしたラゴウ

法律で裁けない悪をユーリが制裁します ヴェスペリアで一番有名な場面でしょうか

ヴェスペリアまでテイルズシリーズの主人公って結果的には相手の命を奪ってしまったのはあったのですが 自分の意志で殺人をやったのはユーリは初めて

このシーンは当時自分には衝撃的でした ラゴウはてっきりフレンがなんとかして

捕まえると思ってたので

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キュモールは直接手を下したわけではないですが あれは事故とはいえ

ユーリが殺したようなものですね しかしラゴウはともかく キュモールは

戦闘になることもなく 物語から退場するとは・・

・パティ 関連

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パティはPS3版からの追加キャラクターですが 違和感なく物語に溶け込んでいます

というかパティがいないヴェスペリアって嫌なくらい

パティの正体は アイフリード本人です 「~じゃ」口調は実はその名残りかわかりませんが 可愛いですよね

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このシーンは盟友との再会だったということになるが この時は互いにわからないままだったのは切ない

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大体の人は察すると思うが パティが記憶を取り戻したのはこのタイミングである

この後 アレクセイへの怒りを妙に表すパティですが 少女になった理由

結果的にサイファーを殺すことになったには 過去にアレクセイが関わっていた

事件があったからです

・カロルの成長

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ユーリは 20代ということである程度は人間性は固まっており 最後までブレないキャラですが この物語はカロルの成長物語でもあります

最初こそ 優柔不断な所がありましたが 旅を通じて成長していく所です

特にユーリ達が魔物に捕まり 動けなくなった所に一人で立ち向かう所

かっこよかったですね 

・ドンのけじめ

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個人的に一番好きなシーンで 結果的にヴェリウスを死なせてしまった責任として

ドンが首を差し出す ギルドの掟の厳しさと責任 それを感じるシーンですが

ドン自体もユーリが認める程 すごいじいさんでしたね

手をかけたのもユーリなのも切なかった

・レイブンの裏切り

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最初からどことなく 怪しい雰囲気を出していたレイヴンですが

帝国の騎士で アレクセイの部下だったことが判明

このシュヴァーンとして口調まで変わってるのは驚きました

エステルの奪還

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ここもよかったですね 道具として扱われるエステルが痛々しく早く助けてあげたい

という気持ちでプレイしました 

・劇場版の逆移入??

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ユーリの騎士時代を描いた映画に出てくる先輩騎士が サブイベントに登場します

こういう遊び心好きですね

・決戦前夜

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テイルズ恒例の決戦前夜ですが ヴェスペリアは 2人一組で

これまでのことを振り変えつつ 新しい世界へ生きるための決意をします

どの組も感傷深い会話でしたね

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この雰囲気 好き

・デュークとの対峙

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ラストバトルの デュークとの対峙

これまた珍しい組み合わせで 物語の黒幕はすでにこの世にはおらず

ユーリ達はデュークと 深い因縁があるわけでもありません

お互い世界を救うために 互いに譲れないものの戦いという

正義をつき通すRPGにふさわしい最後ですが デュークの世界を人間の都合のいい

ように作り変えてるというのを エステルの世界が進化の途中と反論するのも

よかったですね

気になってる点

・当時のテイルズは ミニマップやストーリーナビがないため 攻略サイトを見ないと

どこへいけばいいのか 迷うことがしばしばある

特に後半のダンジョンは複雑で 同じ所は何度も行き来する

・ザギは何者だったのか?

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何度もユーリ達に戦いを挑んでるくるザギだが

戦闘狂ということ以外 よくわからないまま退場してしまった

それのこの体誰に改造してもらったのだろう

・ユーリの罪は??

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ラゴウ キュモールを暗殺したユーリだが これも当然法律上では許されることではない ユーリの行いは善か悪か 結局捕まるのか あいまいな物語は終わる

これに触れらなかったのは 本筋でないからだろうが腑に落ちない部分ではある

ユーリの投獄エンドも構想にあったらしいのですがやはり後味が悪いということでボツになったらしいですね

・ラストが物足りない

このヴェスペリア 壮大で感動的な物語ではあるのですが ラストは星はみを倒し

やったー!と 拍子抜けするほどあっさり終わる

せめてエステルがナレーションでその後の世界を少し説明するだけでも

感動的になる演出があったのではないだろうか EDでその後のユーリ達の挿絵はあるのだが物足りないなぁ

 

全体的のはテイルズの中でも上位に入るほど面白い作品です

それだけに「正当続編」を出してほしいです

気になることが多すぎるんだよ この世界・・

・ブラスティアがなくなったことによる混乱

世界を救うため 全てのブラスティアを捨てることになったのですが

エクシリア2のオリジンのような 代わりになるような物が確立されたわけではなく

いきなりのことで世界規模の混乱が起こったと思います

それをどう解決していくか見たいし もしかしたらユーリ達を非難する声も上がるかもしれません それにどう向き合っていくのか

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ただこの世界はブラスティアがなくなった変わりに 精霊とマナが生まれた世界です

これが何を意味するのか やろうと思えば続編はできそうなんだけどな・・

まあ無理なんだろうけど

 

というわけで楽しかったです というかバンナムさん

テイルズ新作早くだしてください

映画 はたらく細胞 感想

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細胞を擬人化した 人気アニメの劇場版作品

映画オリジナルストーリーではなく2期の1~3話あたりを編集したものだと思います

それでも1本の映画としてはよくまとめられてますし バトルシーンも迫力ながら

コメディテイストなので 気持ちよく見られます

内容はこれまで目立ってなかった一般細胞に焦点をあて

偶然出会った乳酸菌と絆を持ちながら 腸で起こる大問題と

復活したがん細胞との闘いでの大騒ぎを描いてます

・キャラクター達には当然おかしな行動をとる時がありますが

それにはきちんと医学的な意味を持たせていて 医学と娯楽のバランスがとれてますね

ちゃんとナレーションによる説明も入りますしわかりやすいです

・一般細胞と乳酸菌達の友情は 短い時間ながら感動しました

何も能力がない細胞だからこそなんだよな・・

・今回の白血球ですが 彼の強さとやさしさが見えます

白血球という仕事を全うする使命感が強いキャラクターですが

他の細胞の意見もかたくなに否定することをしないのがいいですよ

・復活したがん細胞ですが 強大な敵として描かれています

彼の能力も がんがいかにやっかいなものか アニメながらわかりやすく伝わってますね 後CV石田彰さんの演技力もあって 緊迫感の演出になってました

倒し方ついてはちょっとあっさり感はありましたけどね

・今回は赤血球はあまり目立ってなかった印象ですね  物語自体が一般細胞に焦点を当てたせいかも まあ血小板ちゃん達を避難へ誘導したり お姉さんらしい所は

ありましたけどね

・血小板ちゃん達はいつもながら癒しポジョンです

映画でのマナー説明の動画が3分くらいあるのですが ここらへんが可愛くてしかたありませんでした

・キラーT細胞とメモリーT細胞の痴話喧嘩が面白すぎる お前ら仲いいだろと

・最後はご都合主義な展開ですけど それでも医学的には根拠はあるようですし

何よりハッピーエンドで何よりでした

自分達の体の中でこのようなことが起こってると思うと面白いですね