映画 はたらく細胞 感想

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細胞を擬人化した 人気アニメの劇場版作品

映画オリジナルストーリーではなく2期の1~3話あたりを編集したものだと思います

それでも1本の映画としてはよくまとめられてますし バトルシーンも迫力ながら

コメディテイストなので 気持ちよく見られます

内容はこれまで目立ってなかった一般細胞に焦点をあて

偶然出会った乳酸菌と絆を持ちながら 腸で起こる大問題と

復活したがん細胞との闘いでの大騒ぎを描いてます

・キャラクター達には当然おかしな行動をとる時がありますが

それにはきちんと医学的な意味を持たせていて 医学と娯楽のバランスがとれてますね

ちゃんとナレーションによる説明も入りますしわかりやすいです

・一般細胞と乳酸菌達の友情は 短い時間ながら感動しました

何も能力がない細胞だからこそなんだよな・・

・今回の白血球ですが 彼の強さとやさしさが見えます

白血球という仕事を全うする使命感が強いキャラクターですが

他の細胞の意見もかたくなに否定することをしないのがいいですよ

・復活したがん細胞ですが 強大な敵として描かれています

彼の能力も がんがいかにやっかいなものか アニメながらわかりやすく伝わってますね 後CV石田彰さんの演技力もあって 緊迫感の演出になってました

倒し方ついてはちょっとあっさり感はありましたけどね

・今回は赤血球はあまり目立ってなかった印象ですね  物語自体が一般細胞に焦点を当てたせいかも まあ血小板ちゃん達を避難へ誘導したり お姉さんらしい所は

ありましたけどね

・血小板ちゃん達はいつもながら癒しポジョンです

映画でのマナー説明の動画が3分くらいあるのですが ここらへんが可愛くてしかたありませんでした

・キラーT細胞とメモリーT細胞の痴話喧嘩が面白すぎる お前ら仲いいだろと

・最後はご都合主義な展開ですけど それでも医学的には根拠はあるようですし

何よりハッピーエンドで何よりでした

自分達の体の中でこのようなことが起こってると思うと面白いですね