龍が如く6 命の詩 感想

f:id:hinoasuno:20200930175531j:plain

あらすじ

失踪した遥の謎を追うため 広島に足を踏み入れた

しかしそこは東条会・近江連合の匹敵する力を持つ連合会が牛耳る地だった

 

シリーズで長く主人公をしてきた桐生一馬の物語の最終章です

4と5はどうしたって? 昔弟がプレイしているのを腐る程見てきたので今更やる必要がないんですよね・・ ところでこの龍が如く6 ユーザーの評価がかなり低いということで以前から気になっていました 実際プレイした結果低評価の理由もなんとなく見えてきました

1・「桐生一馬」の最終章らしくない シナリオ

本作は桐生の最後の物語でありながら 桐生の仲間達はほとんど登場せず

広島で出会うヤクザ「広瀬一家」との中心に描いています 人気キャラクターである

真島の活躍もなく 新キャラを押し出してるのはフィナーレとしてはん?と思う所はありますね それにメインキャラは芸能人を採用しているのも賛否両論になってます

2・遥が子供を産んでいる

桐生の娘ともよべる存在である遥が子供を産み その子供が本作の重要な存在になるのですが やはりこれが受け入れられない人もいるそうですしかも孕ませたのヤクザだし

3・小物すぎるラスボス

今作の黒幕でありラスボスはこれまでの ボスキャラクターと比べると 信念や野心ともに共感できる部分が全くなく器が小さいです

桐生の最後の敵にふさわしいくないという意見もあるようですね

 

しかし私はプレイした結果 非常に面白かったです

遥の夫は誰なのか?広島と秘密は? と謎が多くてハラハラしたし

最後は感動しました 上の賛否点から私の意見を述べてみます

1・確かに 真島や鮫島 など お馴染みのキャラクター達の出番はあまりなく残念ですが 最後までプレイして広瀬一家はすっかり好きになってしまいましたね

なんというかこれまで孤高に戦ってた桐生が 久しぶりに肩を並べる家族ができたと

うれしかったです 宮迫さんの演じる南雲はちょっと頭がよわいのが気になりますけど

桐生の兄弟分として十分な活躍を見せてくれました

広瀬の最後は 風間を連想させましたけど あのシーンで風間の最後を回想にだせば

もっと感動的になったんじゃないかな

2 遥はまだ若く 子供も「できちゃった」みたいな感じで批判を浴びるのも無理はないです ですが夫である勇太は広瀬一家の一員であるヤクザですが

問題のあるキャラクターではありませんし 家族を守ると桐生と約束しています

ですからこれは遥にとっては女の幸せをつかんだハッピーエンドだと私は解釈しています 「ヤクザと結婚して幸せになるわけがない」という声もあるようですが

それは偏見ではないかと ただ桐生と暮らしていくという夢は結局叶うことはなく

これをバットエンドだと呼ぶ人もいるようですね

3 これについては同意せざる得ないです

器が小さいというか印象に残らない奴で ただの悪い人にしか見えないんですよね

桐生の最後の相手にしては役者不足というか

ただこのシリーズって隠し事している人 多すぎだと思う

 

グラは最先端の技術ドラゴンエンジンで文句のつけようがなく 戦闘も面白いです

システムの大きな変化はないですが 一本のゲームとしてはやはり龍が如くはどれも

楽しいですね (しかしこの後に戦闘をRPGにしたのは思い切ったな)

f:id:hinoasuno:20200930183946j:plain

桐生さんお疲れさまでした!