ゲーム テイルズオブゼスティリアの DLCエピソード
瞳にうつるものをコミック化した 作品です
全2巻 内容は全体的のはDLCと同じですが
漫画なりにアレンジしていて 一本の作品として楽しめます
ですがこの作品は ゼスティリアの後日談であり本編をやっていないと
スレイに対する登場人物の心情や重大なネタバレもあるため
いきなりこの作品を読むのはおすすめしません
・芳井アキ先生の絵は可愛らしく アリーシャや他のキャラクターを生き生きと描かれてます ストーリーは同じでも漫画の構成で違った視点で見ることができます
・特にアリーシャの心情がきめ細かく描かれてます 彼女のスレイに対する思いはここまでだったのかと 考えてみればお別れを言ったわけではないですからね
確実に今生は会えないでしょうから
原作のスキットまで物語に自然に入れてるのはうれしかったです
なんだかんでエドナのアリーシャいじりは面白いです
・ロゼは 原作より心情がわかりやすく描かれてます アリーシャを最初突っぱねたのは危険に巻き込みたくない アリーシャとロゼの喧嘩はかなりマイルドにされていました
そして原作にはなかった物語の補完もあって ゲームをプレイした人でも楽しめると思います
・アリーシャとマルトランの出会い
・アリーシャの幼少時代
・マルトランがヘルダルフ側についた理由
・ミクリオとザビーダが遺跡にきた理由
驚いたのはゲーム後の話がちょっとあって アリーシャはあの帽子をロゼに返していたという事実も(バンナム監修なので公式設定だと思われる)あり
瞳にうつるものの最大の名シーンであり アリーシャがスレイへ 想いを伝える
シーンで スレイと握手する演出よかったですね 瞳にうつるはスレイは出てきませんが 想いはスレイに伝わってる・・という原作を越えた完結になっています
なんでこれがロゼ優遇と言われるのか意味不明ですね
どう見てもアリーシャの物語だろこれ
大変満足できる漫画でしたが一つだけきになることがありました
多くのユーザーから賛否が別れた 最後のルナールの高笑いのシーンは全カットさています
ルナールは出てくるんですけどね・・これは明らからに意図的なものでしょう
あの続きは出ないということはすでに 公式から発表されているので
漫画として綺麗に終わるためにも カットせざる得なかったと思います
それでもルナールに対してスッキリしない部分はありますね
2巻という短いですがテイルズファンなら満足できる作品でしたね
ぜひお読みください