テイルズオブアライズ ビヨンドザドーン 感想

2021年に発売された テイルズオブアライズの大型DLC ビヨンドザドーンをクリアしました 本DLCは本編の一年後を舞台にした物語になります このDLCの発表って本当驚きましたよね なんとなくもうアライズは何もないだろうと思ったので この発表にはテンション上がりましたよ クリアした感想としては面白かったのですがちょっと気になる点もありましたので よかった点と気になった点を話します

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よかったのはやはりストーリーです 正直本編が綺麗に終わったこともあり蛇足になるのではないかと心配でしたが 後日談として綺麗にまとまっています

アライズのキャラクター達が好きなので彼らのその後が見られるだけでも満点です

様々な試練を乗り越えたアルフェン達の絆は強く最初からにぎやかに話してるのもよかたです

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そして本編のED後 ダナとレナは一つになりましたが そう簡単に世界がよい方向へ向かわない現実も描かれてました アルフェン達は世界とシオンを救っただけでダナとレナの壁を壊したわけではないですからね

アルフェンは「英雄」「破壊者」と言われ葛藤が描かれてました 本DLCのテーマって

「精神的な解放」で回りにどう思われるか関係なく自分を貫くとかそう感じるストーリーでした

・シオンはだいぶマイルドになり人に寄り添うようになっていましたね 彼女の成長には本編の色々あったことを考えると感傷深いものがありました

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本作のキーキャラクターのナザミル 本DLCの主役ともいえる少女

ナザミルはスルドの娘でダナ人とレナ人のハーフ それに故に回りから酷い扱いを受けており心を閉ざしていました 成り行きでアルフェン達と旅をすることになりますが

少しずつアルフェン達に心を開いていくようになります

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ナザミルはスキットやキャンプにも出てきます アルフェン達は最初からナザミルに好意的で最初はそっけない態度のナザミルも自分から会話していくようになります

それゆえに後半の展開は胸を痛めるものでありナザミルの気持ちもわかるからこそ

アルフェン達の葛藤に感情移入します 正直ナザミルはDLCだけのキャラクターではもったいないキャラなので 今後外伝やテイフェスなどに呼ばれるといいですね

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気になった点としては本作は後日談としては100点なのですがまあ「ゲーム的な拡張性」がまったくないことなんですよね ゲームレビューなのにシステムに関して書くことがないって

ナザミルはPTキャラになりませんし 新技や新スキル 目新しいシステムは一切ありません まああくまでDLCですからこんなものだろうと思いますが4000円という価格はあまり見合ってないなぁと感じます それにゼノブレイド3の新たな未来と比べると・・ちょっともの足りなさを感じます やはり2年という歳月は遅すぎたのではないでしょうか このDLCが半年後か一年後ならまだよかったものの2年はちょっと作品に対して熱が冷めるのに十分な時間ですからね

それならテイルズは完全新作に移行してほしかったし なんならこのDLCの開発で

完全新作の開発、発売がまた数年遅れるのではないかと心配です・・

 

・あと今作のプロモーションにも少し引っかかるものがありました なぜこれをテイフェスで発表しなかったのでしょう なんか突然発表されて突然配信されて開発陣の意図がよくわからない気がします

まとめ

ゲームとして追加要素はないですが後日談として完璧でしたし ラスボスの演出も熱くて久々にテイルズオブアライズ 楽しませてもらいました そろそろ完全新作にも期待しています!