イース8 ラクリモサオブダーナ 感想

本作は冒険家 アドルを主人公にしたアクションRPGイース」シリーズ ナンバリングタイトル 8作目となります PS4版なんですけど実は2017年発売当時にクリアしており当時はブログをやっておらずレビューは描いていませんでした

まあそれからこの4、5年は空いている時間を利用してちまちまプレイしていました

前にプレイしていたPSアカウントと変わってるのでトロフィーも最初からやり直しな上にイース9かすでに4年たっていていまいちモチベーションが上がらなかったのですが

イース10の発売決定でモチベーションが上がり数年ごしにようやくクリアしました

そして本作はイースシリーズ最高傑作だと改めて感じる作品だと感じました

イース9も面白かったけど正直8は越えられなかったかなと思っていましたので

ストーリー

イースシリーズは後世で伝説の冒険家として語られてるアドルの生涯を描いた作品ですが今作もアドルの多くの冒険談の一つになります

旅の途中相棒ドギと共にロエンルティア船に乗っていたアドルは 海から現れた謎の貨怪物に襲われ 他の乗客たちと共に一度入ったら二度と生きて出られることのないと言われる「セイレン島」に流れ着きます(アドル何回漂流すんねん)

本作はそのセイレン島を漂流者たちと強力してなんだか脱出を目指すのが目的になっています

画像

こういうサバイバルものって海外ドラマだとかと 生き残るために皆必死になって人間関係がギスギスしがちなのですが本作は全くそんなことはなく たまたま同じ船に乗っていた漂流者が年齢や立場を超えて 互いの強力しあい人としても成長していく

冒険漫画のような熱い物語になっていました まあ中には暴走した人もいましたけど

基本的に皆善人でそれぞれ見せ場があり 空気な人が一人がいないのも好感がもてました

画像

今作はアドルの視点とセイレン島のどこかにいるダーナの視点で物語が進み アドルは夢 ダーナは予知夢でお互いを認識しており この2人の関係は?そしてダーナとアドルはいつ合流するのか?続きの気になるストーリーでした そして点と点が繋がっていくのはワクワクしましたね

画像

そして終盤ではセイレン島の衝撃の真実が明かされ 物語はまるで火の鳥のような壮大なものになっていきます しかし本作っていわゆる「敵キャラクター」「黒幕」っていないんですよ それでもこんなに面白いストーリーが描けるは脱帽です

しかし本作のオチってこれまでのそしてこれからのイースシリーズにかなり影響を

与えるきがするのですが・・やっぱり関係ないっぽい・・?

システム

画像

セイレン島を探索するアクションRPGとなります 島の探索はパーティキャラ3人を動かし操作していきます いわゆるマップはエリア制なのですが 繋がってるのを意識させたいのか背景までかなり細かくできています セイレン島は危険な生物が徘徊しており危険な島ですが美しい大自然を冒険するイースシリーズらしい世界観だと感じます

島の探索はロケーションを探したり貴重な素材を集めるハスクラ的な要素もあり飽きのこない作りになっていました

画像

ゲームは主に漂流村を拠点にして探索をすすめます 漂流者たちはセイレン島のあちこちに散らばっており救出すると 村は施設がつくられたりと発展していきます

今作は無人島が舞台ということでお金の概念はなく素材の物々交換で取引し アイテムの作成や武器の強化など行うのが斬新な設定でした

バトル

はこりうむ on Twitter: "イースVIII -Lacrimosa of DANA- ダイナスレイヤー (BRONZE) #PlayStationTrophy #PS5Share, #イースVIIILacrimosaofDANA https://t.co/gQsg2FRBfV" / Twitter

画像

今作の最大の魅力はやはり爽快なアクションでしょう 簡単なボタン操作でできますし

スキルもテイルズでいうCC制で出し放題でスピーディな戦闘が楽しめます

この戦闘が楽しくて探索も飽きがきません PTは6人ですが全員戦闘方法に個性が出ていたのもよかったです 画像は探索時ではなく村を守る迎撃戦とよばれるものですが

~を守りながら戦うというのがあまり好きではない僕もやりこむまで楽しめました

キャラクター

今作の登場人物は皆漂流者で立場も年齢も価値観も異なりますが 皆魅力的に描かれていたと思います いわゆるモブが今作には登場しません

画像

イースシリーズおなじみの主人公 アドルは半分プレイヤーの分身みたいなもので

選択でしかセリフがありませんが戦闘中や探索ではしっかり仲間と掛け合っていますし

今作はグラフィックの進化によって表情が豊かになり 心優しい好青年の印象を受けました

そしてもうひとりの主人公ダーナですが 彼女の背負っているものはあまりに大きすぎると感じますが最後まであきらめない心の強さをもっており イースでも人気のあるキャラクターなのもわかります 今作はちょっとハッピーエンドとは言いにくい切ない結末ですが まあダーナらしい結末だと感じます 本作のテーマ曲がダーナの物語に本当にマッチしていて素晴らしい名曲だと思います

画像

やはり今作にPTメンバーは魅力的でよかったです

子供らしくて癒されるリコッタ 豪快なおっさんだが 人生観について大人の魅力を感じるサハドもいいキャラしてました(しかしただの漁師のおじさんなのにアドルと並べて強いのなんでやねんと思いますけど あの方の子孫なら納得できるか・・?)

画像

そして僕の押しはラクシャです!ラクシャはお嬢様キャラですが 身分の高いからか

アドルや他の漂流者に高圧的な態度をとっていましたが(まあOOか見られたから仕方いきがするけど)漂流者たちと生活するうちに 人として成長していくのは感動しました 実はいつか再登場してほしいキャラクターの一人です

気になった点

画像

今作は探索自体は楽しいのですが やはりマップが見づらく使いづらいきがします

ミニマップを見れるけど・・マップは高度差も複雑に絡んでいるため 正直使いづらい

しかも全体地図と東西南北の方向がまったく違うので どこにいけば別エリアにいけるのか全然わからず 何時間も迷うこともありました 得に洞窟!なんですかこれは!?

もうちょっとシンプルでもよかった気がします

画像

あと冒険具を装着するのにいちいちメニューを開かなくてはいけないのも面倒でした

冒険具とは 水中で呼吸できたり2弾ジャンプできたりと探索の幅を広げるアイテム

なのですがこれを装着するのみメニューを開いて切り替えるのを繰り返すことをしなくてはならず 一度に装着できる冒険具を増やせる方法はありますが 最初からそうしとけよって感じ

まとめ

かなり長い期間やったきがしますが やはり今作はイースシリーズ そしてRPGでも傑作にはいる作品で ストーリーは知っていてもやはり面白い作品でしたね

イース10も楽しみにしています