バットマンを原作にした実写映画です アメコミ映画に革命的な衝撃を与え
バットマンファンである私も 伝説の映画として記憶に残っていくだろう作品です
最近のアメコミ映画 他のヒーロー映画と世界観を共有するユニバース的な作品が多いですが 今作はクロスオーバーはなく 他のヒーローの存在もただよわせることもなく綺麗に３部作で完結します
これまでのバットマンの中でもシリアスなストーリーとなっており 正義とは悪とは
そしてヒーローとは何か考えさせられる作品でした
ダークナイト のバットマン像
今シリーズのバットマンはクリスチャンベールという俳優が演じております
バットマンの正体 大富豪ブルース・ウェインですが今シリーズでは知的な紳士として描かれているようなきがしました バットマンですがよりクールなイメージになり
バットマンのデザインもより近代的にかっこよくなったと思います
実はアクション自体はそこまで人間離れしたド派手なものはありません しかしゴッサムという犯罪が多い町で 泥臭く戦うバットマンはすごくかっこよかったです
あとブルースはバットマンの時は声色を変えているのですが クリスチャンベールの演技 そして吹き替えの方の演技もすごかったな
ストーリー解説と感想
バットマンビギンズ
ダークナイト １作目
今作のストーリーはおおまかに言うと どういう経緯でブルースがバットマンになったのか描く いわばバットマンの誕生秘話を描いた作品です
今作からも麻薬だとか思い話が多いですが スリリングなストーリーにすぐ映画に引き込まれました バットマン誕生までを丁寧に描いてるので ちょっとバットマンが出てくるのを遅めかなぁとは感じます ヴィランが師匠的なポジションの人なのも意外でした
ダークナイト
ダークナイト ２作目 この映画はアメコミ史に残る伝説の映画ですね
バットマンの宿敵 ジョーカーと対峙する話ですが ジョーカーの俳優さんの怪演がすばらしいです ジョーカーはスーパーパワーも超能力もっていないですが とにかく人にゆさぶりをかけるのがうまくて 悪のカリスマですよね 「もしかして正しいのは彼なのか？」と思わされてしまう・・
それを大きく表したのハービーで 彼はジョーカーの策略でヴィランになってしまいました 原作だとトゥーフェイスというのですが 顔が半分焼けていた恐らく小学生の時見てたらトラウマになっていたくらいグロかったです
ハービーは死んでしまい ジョーカーの思惑どおりにさせないよう バットマンが罪をかぶり 警察に追われるという衝撃の形で幕を閉じました
ジョーカーとも決着がつかない（というか つけられないというべきか）最後まで 衝撃の作品でした 最後のゴードン警部のセリフ
彼はヒーローじゃない。沈黙の守護者、我々を見守る監視者。”暗黒の騎士”（ダークナイト）
このセリフ マジで好き
ダークナイト ライジング
ダークナイトから８年後の世界でバットマンを引退したブルースは 世間から距離をとり生きていましたが あることをきっかけに再びバットマンとして立ち上がります
バットマンというよりは ブルースウェインの人生に一区切りが打たれるような作品です 今作のヴィランであるベインは 狡猾で凶悪であり ジョーカーとは違う形でカリスマ性のある悪だったと思います ちょっと決着があっさりしてたのは気になりますが
最後に意外な人物が黒幕だったり バットマンのラストのセリフを現したように
バットマンの役割は終わり 次世代のヒーローに受け継がれていくという綺麗なラスト
には感動しました
この作品もう１０年前なんですね・・時がたつのは早い早い
次世代のバットマンへ
ただこのダークナイトがあまりにも完成度が高いため 新シリーズのバットマンは見劣りするのではないかという声も上がっていました 確かに比べれそうな感じはありましたが この後作られたバットマンもダークナイトにも勝るとも劣らない魅力がありました やっぱり私はバットマン 好きだ
