ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ 感想

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本作はペルソナシリーズ初の対戦格闘ゲームです すでに10年位前の作品ですが ペルソナファンとしては以前から気になっていた作品なのでやってみました

ストーリー

・格闘対戦でストーリーはおまけ程度かと思ってましたけど しっかしとしたペルソナ4の正当続編です。ペルソナ4のエンディングから2カ月後 再びマヨナカテレビの異変に調査に出たキャラクター達が 謎の格闘番組「P-1グランプリ」に参加させられます

・ストーリーは全員にそれぞれストーリーが用意されており最初こそ 視点を変えた群像劇になっていますが 後半いくつかストーリーが分岐しています

・主人公はプレイヤーではなく「鳴上悠」なので事実アニメの続編と言っていいかも

2ヵ月後なので鳴上達に年齢による変化はありませんが どこか懐かしく感じました

今作ではキャラクターの視点で物語が描かれるので登場人物の内面が「4」本編よりも

描かれてます(クマの考えてることはだいたいお花畑ですけどwww

. 「4」の事件から 本当に彼らは変わることができたのか?とするどく問いかける

ストーリーだったと思います 再び現れる自分達のシャドウにまた向き合うことになります

・ペルソナ4らしい コミカルな場面も多かったですね 「シスコン番長」「ガチムチ皇帝」など不本意なキャッチコピーつけられて動揺するのは笑った

・3人ほどですが「3」のメンバーも登場します すっかり大人になってましたね

桐条は対シャドウ用の組織を作ってましたけど「5」の怪盗団騒ぎに薄々シャドウとペルソナが関わってるのに気づいていたのではないのかな

・今作の新キャラはラビリスのみですが 今作の重要人物であります

ラビリスはアイギスの旧式対シャドウ用兵器になるのですが なぜか自分のことを

「生徒会長」と名乗ってます ラビリスの過去は兵器としてアイギスとは別の苦痛がありました アイギスルートで彼女の謎はほぼわかりますが あまりにも切なかったです

最後は報われてよかった

・きになったのは今作では「真の黒幕」がいるのですが 最後に意味深げな事を残し

たまま物語は終わってしまうのです 調べた所この事件の本当の完結は「PU2」への

持ち越しになるようですね。当時プレイした人は未完だと驚いたのではないでしょうか

戦闘

・コマンドを使った対戦格闘です。自分はアクションRPGをよくやりますが

やはり操作方法が全く異なりますね・・まずチュートリアルで基本操作を覚えるのにも

大変でしたし 必殺技もリアルタイムでコマンド入力は大変です(ガードが十時キーって

しかし慣れるとスピーディな戦闘を楽しむことができました コンボがきまるとうれしいですし キャラクターを動かすのも楽しい

・しかし システム的にはよくある格闘ゲームで「ペルソナらしさ」はあまりないような気がします ペルソナ自体も戦闘の演出みたいなものでしたし

いつものペルソナを育てるシステムはやはり格闘ゲームには組み込めなったか・・

そういう意味ではファントムストライカーズはペルソナのシステムをうまくアクションにしていたんだなと

・今作ではオンライン対戦機能もありますけど 残念ながら今このゲームをやってる人はいないではないかと思います。30分応答待っても誰も対戦者が出てこなかったし

 

ストーリーはかなり面白いので ペルソナファンならこのゲームをやって損はないですね 2はどうするかな・・