龍が如く2のフルリメイク作品です 桐生を主人公にした作品では一番最新作になる
ストーリー
東条会の「消えた100憶」を巡る事件から 一年後 弱体化した東条会に近江連合との戦争を回避するため 桐生が立ち向かう話です 今回はヤクザでなく ジングウォン派と呼ばれる海外の敵組織も出てきて前作より壮大さがましました
今回のライバルキャラクターである 関西の龍と呼ばれる「郷田龍司」ですが
龍が如くでも人気の高いだけあってどんなキャラクターかと期待してました
圧倒的な存在感とパッケージの威圧感でかいですね
龍司はあくまで 桐生を倒して頂点に立つことにこだわり 子供を人質にするやり方を気に入らなかったり 「悪」とは言えず それなりの信念を持っていました
最終決戦は実際の所 戦う必要のない状況だった(事件の黒幕は倒した後)のですが
最後まで強さにこだわる男だったなと あと最後のセリフは本当に人間臭かったなぁ
ところでこの龍司 ネットでは「生存説」があるようですね 確かに眠るように
気を失いましたが「死亡した」とは言われてませんね
「龍が如く0」のサブイベント「龍と呼ばれそうな男」で小学生時代の彼が登場します 見逃してたので
急いでみたのですが・・ コーラ吹いたわ(マジ
いやこれ小学生なのか!? おっさんだろ どうみても!
本作のヒロインとも呼べる 女刑事 佐山薫
ヤクザ狩りと呼ばれる刑事で とある理由で桐生と行動しますが
ヤクザにも屈しないほど 気が強く 腕っぷしも女性とは思えないほどです
彼女の出生の謎を追うのも 本作の重要なキーワードです
龍司との意外な関係もよかったです
桐生と狭山は 少しずつ惹かれていくのですが 桐生の方からキスをするとは思わなかったですな でもこの二人 結婚までいかなかったんだよな・・ 今後の龍が如くに
狭山は登場しないみたいですし それにしてもごついキャラの多い龍が如くでも
美しい女性でしたね
システム
戦闘はアクションですが 0 極 から4つの戦闘スタイルから変更され
スタイルを統一した アクションコマンドになりました 最初は戦闘方法の変更に戸惑いましたけど すぐ慣れた
成長システムも 全く新しくなってる
前作から気になっていた「四方 集団で攻められるとボコボコにされる」点ですが 今作から改良され 全体的な攻撃もできるようになっています
ストーリー上では狭山もNPCとして戦闘に参加してくれるのがありがたかったです
しかし 桐生の攻撃はえげつないものが多く これで桐生が人を殺したことがないのは無理があるんじゃないかなぁ・・
マップの作りこみはさすが龍が如くスタジオですね 影の描写 街の質感まで実写レベルじゃないですか
時代の変化に合わせて 極では少しあった公衆電話が今作では完全になくなり
萌え絵も出てきます 0からの18年後の世界ということを改めて感じますね
サブイベントは50は超えるらしく どうでもいい依頼から 人間ドラマみたいな感動するものまで多数あります 殺伐として本編の息抜きにはちょうどいいでしょう
今作できるミニゲームは バーチャロンとバーチャファイターです
バーチャファイターは世界初の3D格闘ゲームです 今でこそしょぼいですが
当時はゲーマー もちろんぼくも衝撃的なゲームだったんですよ
バーチャロンは初めてやりましたけど なかなかよくできてるロボット大戦ゲームでした
他にもミニゲームは多数あります 龍が如くって本当に「寄り道要素」が多いんだよな
リメイクにおける追加シナリオとして 真島を主人公にした外伝も遊べます
本編の少し前の時系列でなぜ真島が東条会を抜けたのか 語られます
そして意外な人物との再会も・・
オリジナルをプレイしていないので比べることはできませんが 名作でした
とにかく郷田龍司が敵サイドでもかっこいいキャラなんだよな