龍が如く 維新極 感想

今作は龍が如くのキャストで贈る 幕末を舞台にしたスピンオフ作品である 龍が如く維新のリメイク作品になっています シリーズとの繋がりはなく歴代をプレイしていなくても楽しめる作品です 感想としては60点くらいかなぁ・・確かに面白かったですが今作はファンの求めていたリメイクに達していていないのです グラフィックがよくなったリマスターといってもいい 正直がっかりしました

まずよかった点を語ります

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まずグラフィックがかなりよくなりましたね オリジナルも完成度の高いグラフィックだったのですが 今作はそれを超えて とにかく綺麗です! 京の夜景は思わずプレイを止めて眺めたくなるほどでした

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そして ストーリーはやはり最高でした 坂本竜馬斎藤一が同一人物だったというとんでも歴史ですが この時代に生きる人たちの葛藤や信念のぶつかり合い 壮大なBGMで物語を盛り上げ まるで大河ドラマを見ているようでした ツッコミどころはありますが最後にうまく史実に繋げたのもよかったですよね  そしてサブストーリーやミニゲームも豊富でやりこみ要素も多くあります

 

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こっから不満点です まず戦闘システムですが これまでの龍が如く極のような

ハイクオリティな進化を期待していたのですが 全く変わっていません オリジナルも

PS3後期ということもありちょっと古臭いところがあったのですが まさかそのままとは・・・ただオリジナルではバトルダンジョンでしか使用できない隊士カードを本編でも使用できるのはよかったです 隊士カードは戦闘中様々なサポートをしてくれるのですが 今作は後半の敵が強くなるため かなり助かりました

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 今作は一部 俳優さんが変更されています これは俳優さんの都合や新しい維新として仕方ない所もあるのですが正直違和感がありました 中には前のよかった人もいてなんだか複雑な気分になりました というか変わっている人と変わってない人が中途半端に混ざってるような気がする

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このゲーム 今作から初めて遊ぶ人には問題なく楽しめると思います

ただオリジナルである龍が如く維新をやり込んだ人はわざわざやらなくてもいいんじゃないんだろうか・・メインストーリーはほぼ同じだし追加要素もそこまでないようなきがします オリジナル発売当時買った人は懐かしい気持ちでやれるかもしれませんが

僕はこれやったの2年前だからなぁ・・ストーリーはしっかり覚えてたし

スピンオフを出すなら何か新しい挑戦をしてほしかったです

どうしてこうなったと考えましたが 元々維新はリメイクの必要がない位完成度の高い

作品でしたこれ以上進化のしようがなかった

そして今龍が如くスタジオは 7の外伝と龍が如く8を開発中であり こちらに開発リソースを割れないのではないでしょうか 

「極」とつけたのがまずかったですね・・これが「リマスター」ならまだ納得ができるのですが・・まあ新作までの繋ぎにはなったかな