隠れた名作? 金剛番長 

金剛番長(漫画)- マンガペディア

金剛番長という少年漫画をご存じでしょうか この作品は鈴木央先生がサンデーで連載していた番長と呼ばれる個性的なキャラクター達が痛快なバトルを繰り広げる作品です

鈴木央先生といえば今でいう七つの大罪の作者といえばピンとくるはず

この作品は7つの大罪より前の作品で 実はリアルタイムでは読んでおらず完結してから 何年かたってからコミックを大人買いして一気見しました

結果的には先生の作風を知った上でちょうど七つの大罪の連載がはじまったのでよかったと思います

・感想としてはかなり面白い作品だと思います

鈴木央の『金剛番長』(1巻〜12巻)を読んだ : pitti blog

・まず主人公である金剛 晄こと 金剛番長ですが80年代の少年漫画のようなキャラデザに

度肝をぬかされました 最初から自分なりの「スジ」を通していて現代だと新鮮な主人公で見ていてかっこいいキャラだと思いました

あと敵になんか言われても 

知ったことかー!!

で済ませるのは痛快でしたね

金剛番長』第一話あらすじ・クライマックス 暴力団の組事務所に ...

そしてこの作品はバトルシーンがとにかく迫力があり 七つの大罪でも思いましたが

先生の作画の高さには驚かされます

作画の高さといえば先生のキャラの描き分けもすごかったですよね

金剛のような硬派なキャラや萌え美少女 イケメンの男子などかなり温度差があるのに

全く違和感なかったですよね

・ストーリーも 少年漫画としては短い方だと思いますが非常にテンポがよくて 読みやすく今でも印象に残ってるシーンが多くあります

しかし番長物から次回作で(正確には数作挟んでますが)王道ファンタジーって

よくやったよな・・

・主人公以外のキャラクターも魅力的でした ちょっとヒロインのあいつは空気なんですけど 憎まれ口が多いけどなんだかんで仲間想いな卑怯番長 どこか憎めない二枚目の念仏番長 こんな美少女なのに腕力だけなら金剛より上と思われる剛力番長など

それぞれの特徴を生かした戦いは見ていて楽しかったです

・本作は綺麗に終わっており 短いながらも名作だと思います 正直七つの大罪より

好きな漫画です

気になってる点

・金剛がちょっと説教くさいのが気になりました まあほとんど正論なんですけど

居合番長に「てめぇはただの夢をみているだけのガキだ!」って所はちょっとおかしいと感じてます

・金剛の幼少時代の回想に「リタ」って女の子が出てくるんですけど あれ

もしかして成長して現代に出てくる構想があったのではないかと思ってる・・

・話が短めなので敵がすぐやられるイメージ

これくらいですかね あと残念ながらこの金剛番長アニメにはなっていないんですよねぇ・・ただ先生の知名度も昔よりかなり上がってるのと今2クールアニメとしてなら

割と最終回までやれそうな気がします しかしタイミングを逃してる感はあるな・・