多くのゲームアワードを受賞したピカレクス・ジュブナイルRPGである「ペルソナ5」追加要素を+した 新生ペルソナ5 クリアしたので感想をかきます
良かった点
悪人を改心させる カタルシスのある 濃厚なストーリー
ペルソナ5をおおまかに話すと ペルソナの力を持った高校生達が 悪人の心の世界へパレスへオタカラを盗み改心させるという物語です
キャラクター達のもつ世の中への理不尽への怒りだと正義だとか 色々考えさせれるものがありました 怪盗団のやってることは洗脳に近いがそれが間違いなのではとか
ややこしい善悪の主張はあまりなく 悪人を成敗した!というカタルシスの得られるストーリーになっています
とはいえ後半には黒幕に出し抜かれていたことが判明し 一度は自分たちは正しかったのか苦悩しますが 自分の本当にやりたかったことを見つめなおして また悪へ立ち向かっていくのはよかったです
本作の物語は9割ぐらいはじつは 新島 冴の取り調べにより 主人公が捕まるまでの経緯を振り返るという形になっています 先に未来を見せるという手法は好きではないのですが 本作には「でも主人公って結局捕まっちゃうんでしょ?」という不安を抱えたままゲームを11月までプレイすることになるんですよね
しかしこれもプレイヤーを騙すトリックであり 多くのプレイヤーが驚かされたと聞きます まさにトリックスターです
まあこの後の最終決戦が誰も予想したなかった怒号の展開になるのですが まさかここまでとんでもない存在と戦うことになるは・・
魅力的なキャラクター達
やはりペルソナシリーズは登場人物がいいですよね 今作は怪盗団メンバーも含めて
リアルで様々な事情を抱えているのですが 最終的に全員前に進める結末でよかったと思います
プレイ日記でも散々ほめましたけど 自分の押しは杏です
見た目は最初は不良少女みたいと思ってましたけど 本当友達想いのいい子で 私がやってきたゲームの中でベスト3に入るほどのヒロインです とにかく可愛い
今作では恋人にすることができてよかった(無印版では彼女というかコープをマックスまでいけた人0でした)
なにもかもがオシャレ
とにかくこのゲームが全ての見栄えがいいです
パッケージのデザイン・BGM・音・グラフィックやムービーシーンどれもセンスがあって飽きがきません とにかく隅々まで細かく丁寧に作られていて
ペルソナ5は発表から発売までかなり年月があったと思いますが 時間がかかったのも
仕方ないと思うほどのボリュームです
不満点
追加ストーリーが短い
いや内容はよかったと思いますよ? かすみの正体も驚きましたし 敵もこれまでの
とは違いその考え方にも共感できるものがありました
でもこのストーリーを観たくてこのゲームを買った人は約60時間におよぶ1年間をまたプレイしなくてはいけないんですよ たった3時間程度で終わるストーリーのために
これを「フルプライス」で売るってけっこう悪質じゃないですか・・?
本作から入った人ならまだしも 無印をトロコンした人は買う必要ないですよこれ
というかパッケージで新キャラ!って宣伝しておいて かすみが使えるの1カ月程度って酷いですよ なんというかかすみは ストライカーズのソフィアのように
しっかり続編で怪盗団の後輩として出す形でよかったと思います
パレスが長すぎる
オタカラルート攻略までのパレス攻略ですが とにかく長いしギミックも複雑です
攻略サイトを常に見ながらプレイしないとすぐに迷ってしまい まともにプレイできないレベルです 確かに 3と4のダンジョンは単調すぎましたし 怪盗というテーマがある以上は仕方ない所もあるかもしれませんけど ここまで気合いを入れる必要が
あったのでしょうか? というか悪人の心像世界なんて探索したって別に楽しくないです
フタバがチートすぎる
誤解しないでほしいですが 双葉は好きなキャラクターです
ですが彼女のハッカーとしての能力はちょっと現実離れしすぎてリアリティがないというか・・いやすげー天才なんだろうけど 存在自体がご都合主義になりかねないんじゃないんですかね
ペルソナ6はどうなるのか・・
僕が気にしてるのは ペルソナ6がいつ出るかではなく もう内容に関してネタがないのではないかなんですよね・・なんだが別物になりそうで怖いんですが・・
まとめ
他のゲームもこれくらい気合い入れて作れやと言いたくなるほどの
大ボリュームであるJRPGでした 完全初見ではないので楽しかったというより 懐かしかったという感想ですが・・
「正義」とは何か考えさせれるストーリーや 何度もやりたくなる戦闘システム
終わった後の満足感が心地よいゲームでしたね
しかしすでにレビュー済みですが ストライカーズがやりたくなってきたな・・