2021 冬アニメ 感想

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ウマ娘 プリティーダービー シーズン2

人とは異なる種族 ウマ娘達の活躍を描いた スポーツ根性アニメの2期

今作はトウカイテイオーとマックーンを主人公に据えています

ウマ娘達の走りにかけるレースと情熱は前作と同じですが今作は足のケガで走れなくなったり 勝っても応援されなかったりと挫折と葛藤が印象的でした

主人公のテイオーは明るく天真爛漫なキャラクターで見ていて応援したくなる性格なのだが 彼女さえ一度走ることをやめるのを決意するのは 心苦しかったです

(ファンの人に 今までお疲れ様でした!と言われるのはかなりショックだったでしょう) 今作はトウカイテイオーの復活劇でもあって 様々なことがあったからこそ

最終回では本当に感動しました。 他にもストーリーとは直接関係ないが ネタが多かったりと楽しく見れるアニメでしたね

あとスマホの方なんですが 僕の機種は非対応でした(泣

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のんのんびより のんすとっぷ

田舎の学校を舞台にした 日常アニメの3期にして 完結編

特に大きな事件は起こらず 個性的な少女達がわちゃわちゃしているだけの話だが

頭をからっぽにしてゆったり見れるアニメでした

もう1期が2013年ということで そんなに経ってるのか驚きですが 年月を感じさせないほど 雰囲気を作りこんでいてさすがだと思いました 原作最終回までアニメにしたのでもう終わりだと思いますが 進級したれんげも見たかったなぁ・・と思ってます

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ひぐらしのなく頃に 業

人気同人ゲームのアニメの新シリーズ 本作はOVAのような外伝ではなく原作またはTVシリーズ完結後の物語で 作り方によっては駄作になる可能性もあるが

続編としてこれほど完成度が高くなるとは思っていなかった 今作の謎を巡ってネットでは様々な考察がされており がっちりファンの心をつかんでいます

今作は2クール目となりますが 黒幕が明らかとなる後半が見どころです

ネタバレになるので詳しく言えませんが あのキャラクターがここまで「悪」へ堕ちる過程が丁寧に描かれていて今作は「愛憎劇」と言ってもいいでしょう

物語は完結せず ひぐらしの頃に「卒」へと続きます 結末が全く予想できませんが楽しみに待ってます

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半妖の夜叉姫

人気アニメ「犬夜叉」の続編で殺生丸犬夜叉達の子供達の活躍を描いたアニメです

次世代もの ということで発表された時は賛否が別れましたけど

3人の主人公達はそれぞれ よいキャラでしたし 当時の雰囲気を壊さず 新しい物語としてもよかったと思います 僕はやはり犬夜叉とかごめの娘である もろはが好きですね 一番気になってた双子の母親がりんで本当によかったです・・

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約束のネバーランド シーズン2

いい加減にしろよ!!!

色々な孤児が集まる「孤児院」・グレイス=フィールド(GF)からの脱出を描いた 人気漫画のアニメ化 第2期にして 完結編

1期はすばらしい作品だったのだがそれを全て台無しにほどの駄作でした

なんでそんなにキレてんのかというと 原作改変とダイジェストで無理矢理 原作最終巻で閉めており こんなことが許されるのかと驚くばかりです

不思議の海のナディアに例えると アトラティス人の存在をなかったことにし

無人島編とネオ皇帝をカットしたと言えば今作の構成の意味不明さが伝わるだろう

一体作ってる方に何が起こっていたか 作者がクレジットから消えただの色々言われてるがそんなの自分はどうでもいいです。いつか原作どおりに作ってるくれるアニメ会社に拾ってくれるのを待ちます

 

 

KH2 (キングダムハーツ) ロクサス編

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キングダムハーツ2をやってました

ロクサス編はKH2の序盤のエピソードですが 約3~4時間ほどのボリュームがあり

短いながらも心に響くような物語になっていて序章ながら引き込まれるになっている

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夕日が美しい街 トワイライトタウンに目覚める 少年ロクサス このエピソードはソラではなく彼をプレイヤーとして操作することになります

初見は「ロクサス」って誰だ?ソラは?と困惑したのでしょうか(うろ覚えだが自分は

主人公が違うのかと驚いた記憶があります)

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夏休み 最後の1週間 ロクサスは仲間と共にすごしていましたが

不可思議なことが起こります 会ったこともない少年の夢や謎の怪物 ロクサスは日常の変化に戸惑いながらも 最後の夏休みを満喫していました

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しかし 度々フラッシュバックする 少年はプレイヤーならソラだとわかります

ロクサスとソラはどんな関係があるのか

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そして ロクサスの前に現れる謎の少女 ナミネ この二人の邂逅が後の物語に大きな意味をもつことになります

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残り少ない夏休み 闘技大会や七不思議の調査など 不思議なことや楽しいこともあったのですが それも終わりに近づくと物語は大きく動き出します

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ロクサスはソラの ノーバーディであり このトワイライトタウンはソラを目覚めさせるための仮想空間でした かつての親友アクセルと戦った後 ロクサスはゼアノートと対峙します「俺の心は俺のものだ」

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「終わっちゃったな 俺の夏休み・・」

ロクサスで一番 有名なセリフですよね 私もこの時点ではすっかりロクサスに感情移入してしまい ソラが戻ってくるのは嬉しいのですが ロクサスはフェードアウトする

なんとも複雑な心境でした。最後は彼が報われて本当によかった

映画 トムとジェリー 感想

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もう説明不要の「トムとジェリー」の映画作品です

・実写とアニメを融合した作品で 人間は実写ですが 動物は全てアニメーションになっています この組わせが全く違和感なくマッチしていてとてもユニークな作品でした

・ストーリーは 主人公の女の子とトムとジェリーが協力して結婚式を成功させるという流れですが ここまで至る過程がけっこうドタバタで トムとジェリーのいつもの喧嘩を見ることができます しかし実写だとここまで大迷惑なことになるのか・・

・人間キャラクターも癖の強い人物が多く喋らないトムとジェリーの代わりに 物語を盛り上げてくれました

・登場人物達の行動にやや思うことはあるのですが 終わりよければすべてヨシみたいな感じで丸く収まる よい映画だったと思います。

・実写映画ということでトムとジェリーをリアルな3Dで再現しなくてよかったです

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しかしこれ俳優さん達も よく演技できてるなぁと感心します 実際トムとジェリーはアニメの合成なんですよね 映画だと自然に演技しているので まるで本当にトム達がいるような感じでした

大人も子供も楽しめる 映画だと思いますので 気になった人は見てはいかがでしょうか

スタリラXシュタゲ コラボ 奇異共演のリプロダクション 感想

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少女歌劇レビュースターライトrelvieとシュタンズゲートがコラボしました

シュタゲファンとしても スタリラも総集編映画を見た程度の知識だがこのコラボを見逃せずプレイしました

まずこのコラボにがっかりした人は恐らくいるでしょう。何かシュタゲに動きがありそうだと思ったらよくしらんゲームとのコラボだったんですから 

しかし「再生産」というキーワードからなんとなく気づいてた人もいるみたいですね

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まず 少女歌劇レビュースタァライトとは ブシロードによるメディアミックス作品で

原作はミュージカルなのだが アニメ版ではミュージカルで演じた俳優がそのまま声優としてキャラクターを演じている ざっくりとあらすじを説明すると 舞台学校に通う少女達が「レヴュー」と呼ばれる舞台の上で「舞台少女」としてトップスタァの座をかけて壮絶な決闘をするというお話 本作はそのアプリゲームとなる

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本作は その舞台少女を育成するRPGです 戦闘はターン制ですが 出撃できる制限内で攻撃の組合わせを考えるのが主な戦略です 面倒な人はオートスキップが使えるのでサクサクすすむ戦闘です

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ストーリーはTVシリーズのその後のIFらしく 再び舞台少女として戦わされる シリアスなものだが 日常シーンや絆イベントなど ほっこりするようなサブエピソードが多数用意されてます

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アニメ版では聖翔音楽学

のみの物語だった今作では別の演劇学校の生徒も登場して 多くの舞台少女がいる

これだけのキャラがいて皆個性があるのはすごいと思います

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で本題のコラボストーリーですが けっこうはしょってますが物語の流れはつかめると思います

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聖翔音楽学園公演の「天の階段」 それは一人の少女を犠牲にして幕を閉じる物語

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そこへ嘆く一人の男がいました まあ十中八九岡部なんですけど 「世界線」が変わらないとは・・??残念ながら岡部にボイスをついてないですよ(後日実装されるらしい)

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場面は変わり 天への階段の練習中のなな達 あれ??これ時間が巻き戻ってるのか?

岡部はやはりこの世界でも 世界線を移動している・・?

台本を読んでるとき 彼女たちは奇妙なことに気づきます セリフを読んでる内に話が変わってることに気づく。そこで「掃除用具箱」からガタガタ音な鳴りだします

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狂気のマッドサイエンティスト キターーーーーーーーー!!

隠れて見てたのかよ!というかこの作品で「男」が登場する事自体本当に珍しいことなんですけど まさか岡部が最初になるとはなぁ・・しかしこの絵はけっこうイケメンなんですが 本来男が出てこない作品なので すごくむさ苦しく感じる・・

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おじさんとか言われてるし・・岡部は大学生ですので ほんの2~3歳年上のお兄さんですよ!

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この脚本は岡部がダルに書かせたもので 岡部は「天の階段」の脚本を否定します

星になると言えば聞こえはいいが 結局は自己犠牲でしかないと

もうこの時点で岡部は不審者でしかないですが 冷静に話してる少女達がすごいですね

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この後岡部は教員に見つかり学園を脱走します。それでもななは思うことがあったらしく岡部を追いかけてきたみたいですね

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やはり岡部は今作でも 時間軸を繰り替えしていたようです

なながこれに気づいたのは 実はななも同じ時間を繰り返す体験をしています(コラボもこれが理由か?) ななも同じような体験をした岡部になんとなく気づいたかもしれません

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岡部のよると 天の階段をこのまま行えば 世界が核戦争へ突入するらしい

なんで演劇で核戦争へと繋がるのか説明されていないので 信じられませんが 何度もありえない経験をしてきた岡部だと妙に説得力があります

やはりこの世界でも タイムリープで繰り返していた模様です

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まあ信じられるわけないですが ななが説得します

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天の階段をハッピーエンドへと導く世界線へ変える 岡部と舞台少女達のミッションが開始されます

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この後はDメールを使ったり あのタイムマシンが舞台道具として出たり シュタゲファンならおおっと呼べる演出がいくつかあります

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ちょっと公演中 停電するというトラブルがありましたが ななが起点をきかえ 舞台は大成功で終わりました

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岡部いわくもうこの世界にいてはいけないらしく この学園にくることも二度とないそうです 最後に岡部は二人にラボメンバッジを与えました

岡部はもう会うことはない人でも絆を大事にする男ですよね

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この後 二人は「鳳凰院」の真似をして岡部に 鳳凰院を演じるように頼みます

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やはり岡部にしめっぽい別れは似合いません

最後はいつものように高笑いし 舞台を創り続けるというミッションを託して物語は終わります

感想としてはよかったのではないでしょうが 最初は全く接点のない作品同士な上に

このスタァライトに男が出てくるって大丈夫なのかと不安でしたが お互いの世界観を壊すことなく よくまとまっていたと思います

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あえて不満点があるとすれば 岡部以外のキャラクターも登場してたら もっと面白くなったのではないでしょうか まゆりは絶対仲良くなるし ルカは男性なのに舞台少女をやらされるとか色々できそうですよね。ダルはちょっと・・舞台少女達が気持ち悪がるのがすぐ予想つくので 出てこなくてよかったかな・・(ダルに書かせた脚本はやはりダルの趣味が入ってました)

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ちなみにななの鳳凰院衣装は手に入っていない・・

マグラムロード 感想

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サモンナイトのスタッフが再集結した 完全新作RPGです

サモンナイトのファンである私もこのゲームは楽しみにしていました ですがこちらが期待しすぎたせいなのか全体的にチープな出来で がっかりとまではいいませんが

「こんなもんか・・」とEDを見て溜息が出るゲームでした

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ストーリーは面白い方だと思います 世界は「政府」に管理されており 魔王絶滅は危惧種ということで保護と言う名の監視をうけてます。政府からの命令で勇者と組まされたり不本意な事はあれど 仲間と力を合わせて問題を解決していき やがてこの世界の謎に迫っていく小規模ながらも 王道ファンタジーだと思います

ですがこのストーリーの良さをゲームシステムが足を引っ張てる印象

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ゲームはメニュー画面から 全て選べるので サクサク進められます ですが魔剣を製造した後装備するにはいちいちステータスへ行かなくてはならないのは面倒でした

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今作はマップを移動して 敵とはエンカウント方式で戦闘へ移行します

このマップなんですがとにかく手抜きで ミニマップも表示されるんだけど わかりずらい 素材探しでは無駄に時間がかかるし 

で肝心のアクションなんでんですが こんなつまらないアクションは見たことがありません。まずこのゲーム主人公ではなく主にパートナーを操作することになるのですが

仕える武器は全キャラ共通な上モーションも全く同じなのは子供騙しもいい所です

あとすげぇもっさりしてて 爽快感もクソもない じゃあパートナーを変える意味はあるのかと聞かれたら 好感度を上げる以外の目的がありません 

いくらアクションを作ったことがない開発チームとはいえ どうにかならなかったのでしょうか

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今作のやりこみは 魔剣製造とコンカツです

魔剣は素材を集めたら 簡単に作れるのでやりごたえあり

コンカツは好感度の高いキャラをデートに誘うことができます

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コンカツを主軸にしたゲームかと思いきや おまけ程度のイベントでしたね・・

・かなり酷評したレビューでしたが サクサク進められるし 物語もいいし 悪くはないゲームですが これはちょっと期待しすぎたかと思いました

これならSRPGを作ってくれた方がまだよかったんじゃないんですかね