ライザのアトリエ 感想

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アトリエシリーズ最新作の感想を書きます

シナリオ

良かった点

主人公ライザと仲間達の成長

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今作の舞台は孤島ということで 歴代のアトリエシリーズと比べると

窮屈観はあります そんな中で島にはさまざまな決まり事がある

それに鬱屈しているライザ達がどう成長していくのが 楽しくありました

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アンペルとの出会いから錬金術士となったライザは様々なことができるようになりますが 島の人達から批難をあびつつも自分達のできることややりたいことを

やっていくのもよかったですね

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島の外からきたクラウディアは物語的には重要なポジションというわけではないですが

ライザにとっても 彼女との過ごした夏は 一生の思い出になったでしょうね

本当にひと夏の経験で ライザは今後の人生が大きく変わったのだと思います

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今作の師匠ポジションである アンペルは少しミステリアスでそっけなさそうな人でしたが面倒見がよく 村から迫害されそうになった時も冷静に対応してました

こういう世渡り上手な人は尊敬します

気になった点

シナリオ自体には不満はないのですが

ですが 「アトリエ」シリーズらしくないと言わざる得ません

ボネスとライザ達のわだかまりはまだいいと思いますが

結果的に今作は「島を救う物語」なんです

そもそもアトリエは世界を救わないRPGをコンセプトにしていて

主人公の女の子が錬金術で 目標を果たすというのがいつもの流れでした

ロロナのアトリエ→ 王国課題でアトリエを存続させる

メルルのアトリエ→ 国を発展させる

リディー&スールのアトリエ→国一番のアトリエになる

ライザの場合は 彼女が錬金術をやる目的が見えてこなかったんですよね

最終的にやりたいことは見つかるものの それがライザの「夢」とは感じなかったな

他に人がいないからやってるだけにも思えます

システム

 

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近年複雑化している調合システムですが今作はマイルドでわかりやすいものになりました レシピ変化も足りない素材がすぐわかるようになっていましたね

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戦闘システムは従来のアトリエとは大きく一新し 素早さでオートで行動する

アクティブターンとなりました  APをうまく使いこなして TACNCSを上がれば自分にも予想していなかった思わぬコンボが出る時もありました

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ここのライザの表情 かっこいいですよね

しかし逆にアイテムが弱くなったような・・

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グラフィックに関してはお見事としか言えないです

ルルアでも十分進化していましたが ライザではその上を行きました

とにかく夜景が美してゲームを停止して眺めてしまうのもよくありました

 

今作ではキャラクターイベントが廃止になっているのが残念でした

キャラクター達の雑談や 意外な一面など アトリエシリーズのいい所だったのですが・・予算がなかったのか あえて外したのがわかりませんが今作のシナリオが

短く感じる要因でもあるかと ただでさえ本編は真面目なんだから

もうすこしはっちゃけたライザ達を見たかったです

 

最後にゲームとは関係ないのですが

イース9と同日発売

は本当に勘弁してほしかった なんで有名RPGを同じ日に・・

 

というわけで 今作も面白かったです  今までのアトリエから大きく一新し

新しいファン層を広げることもできたと思いますね

個人的に 主人公はライザよりルルアの方が好きだったりします