賭博師は祈らない1 感想 漫画版

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周藤蓮

先生原作ライトノベルのコミカライズ版です

・あらすじ 賭博師で生計を立てて暮らしていた青年ラザルスが ある賭博で不本意でありながら 奴隷を買うことになってしまう 連れてこられた少女はリーラという名前で奴隷として調教されてきたせいか 感情を失い おまけに喉を焼かれていました

ラザルスは仕方くリーラをメイドとして雇いますが 次第のお互いが惹かれあっていく物語です

・原作の雰囲気をそのまま 漫画として組み込んでおり 小説だとちょっとわかりずらいギャンブルのシーンも こういうことだったのかと納得できた所もあります

・全3巻であり 残念ながら コミカライズは原作1巻までの内容でしかないらしい(推しのヒロインの登場が2巻のため) 

・原作よりもリーラの可愛いさを出せてると思う リーラは喋れないので 原作ではセリフはなく 彼女の行動が文章化されており そこで心理描写を読み取るしかないが

漫画として描かれることによって 様々な表情を見ることができます

・原作1巻の3分の一くらいの内容ですが 次も楽しみになる内容でした

蓮先生の作品 アニメ化しないかぁと前から思ってるのですがね

るろうに剣心 最終章 ファイナル感想

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実写版るろうに剣心の最終章を観てきました ファイナルは原作 人誅編をベースとした あともう一本映画はありますが時系列上は最後の物語になります

・今作の敵キャラクターである 雪代縁ですが 役者さんの演技力がすごくて 

縁の狂気や姉を失った絶望と剣心への憎悪 違和感なく演じられていました

原作の縁はちょっと感情移入しずらい所があったのですがこの映画では縁の痛みが伝わるように作られていてたんですよね。 あと原作にはなかった 剣心が縁に謝罪をしたり 最後に捕まった後 巴の日記を読むシーンがあったりとよかったです。

・アクションシーンはハリウッド映画にも並ぶ ド迫力ですが さすがに現実離れした必殺技はありません ただ戦闘描写がどろ臭くて 血なまぐさいのですが 実際戦いとは華やかなものではないと感じさせる映像でした

・巴の回想はダイジェストのような感じで語られるのみですが ビギニングを見るのが楽しみになりましたね。 

・実はまさかのゲストがいるんだけど ちょっと無理やり登場させた気がしました

・気になったのはやはり2時間ちょっとの尺は短いと思いました 活躍の少ない

キャラクターもいるし なんというか今作剣心の心理描写がほとんど描かれないんですよねぇ 

・もう少しエピローグはほしかったですが 完結編としては大満足できる映画でした

あとグッズを買い忘れたのは絶望した

 

龍が如く5 夢 叶えし者 感想

 



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ストーリー

龍が如く4の複数主人公を継承しています 今作は5人の主人公がいるわけですが

皆それぞれの信念と夢を持っていたのはかっこよかったです

ストーリーはかなりのボリュームでサブイベントは少し飛ばしていますが 30時間かかかりました

第1部 桐生編

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遥の夢のために 孤児院を離れ 名前を変えてタクシー運転手として生活していた桐生

そこでもやはり東条会と近江連合の抗争に巻き込まれます 4では桐生はちょっと空気なんですが今作は重要人物としてばっちり大物感を出していました

第2部 冴島編

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 4でも主人公の一人だった 冴島の物語です

ある理由で2年間刑務所にいた冴島ですが 刑務所で会った人達の友情や

脱走、山奥でのサバイバルなど もりだくさんの内容でした 個人的に冴島は桐生よりも熱い男だったと思います

第3部 遥・秋山編

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遥と秋山を交互に切り替えながらすすめます

遥編はアイドルになった遥が 芸能界で奮闘するストーリーで ライバルアイドルの嫌がらせに合いながらもアイドルとして成長していく いつもの龍が如くとは違うテイストが楽しめます ですがやはりヤクザの抗争に巻き込まれるのは やはりきつかったです

第4部 品田編

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ここで完全新キャラクターが主人公になります

品田は15年前 野球選手だったのですが 身に覚えのない野球賭博と容疑を掛けられ

野球業界から永久追放されてました 自分をはめた者は何者なのか その真相を辿るストーリーです 暗い過去を持ってますが品田は陽気な性格で悲壮感を出すことない よいキャラクターでした できればいつかシリーズに再登場してほしいですね

最終章

これまでの謎が全て解き明かされる 東京での最終決戦が描かれます これまでバラバラだった出来事が実はひとつに繋がっていくのは面白かったです

今作の事件はちょっと複雑で整理が難しいのですが キャラクター達がとにかく皆かっこいいんですよ そして桐生の生死不明という(実際生きていたけど)余韻のない終わり方でした もしかしたらまだ6を作る構想はなかったかもしれませんね

システム

3と4は今やると 古臭い感がぬぐえませんが 5では モーションが進化し システムも全体的に快適になり このシリーズの進化を感じました

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戦闘はシームレスに変わり アクションも迫力が増しています (演出もかなりえげつなくなってる)主人公ごとにアクションの特性を変えているのは 飽きさせないですね

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遥のみ ダンスバトルになっています 音ゲーは個人的には苦手ですが いつものと違う雰囲気を楽しむことができました

今作では成長システムに自動オートがついてるのでスキルの組み合わせを考えるのが面倒な自分には快適でした

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サブイベントやミニゲームも豊富です 

龍が如くの集大成のような作品で 賛否があるようですが 自分としては面白かったです

そして一部の外伝を除くとついに龍が如く ナンバリングタイトルをやりきりました

ようやく最新作に追いつきましたね 1年位でしたが 本当によいゲームに巡り合えたなと思ってます

黙示録の四騎士 1 感想

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内容

予言は示された。「遠くない未来、世界を滅ぼす四人の聖騎士が現れる。――その名を〈黙示録の四騎士〉」。厄災の芽を摘まんと色めき立つは、アーサー王に忠誠を誓いし一騎当千の聖騎士たち。その余波は、遠く辺境にまで及び……、一人の少年の運命を揺るがす! 己が心の命ずるまま、一歩を踏み出す少年。その前途に待つは、夢か希望か栄光か罪か。古今無双のヒロイック・ファンタジー、開幕!!

感想

鈴木 央先生の 新作漫画にして 「七つの大罪」の正当続編です

内容としては七つの大罪の次世代の活躍を描くものらしいですが 先生は前作を読んでなくても楽しめるよう描くそうです

・主人公はメリオダスの息子 トリスタンだと思ってましたが 新キャラクターの

パーシバルです パーシバルは純粋無垢な少年で 素質はありますが 魔力の使い方をよくしりません。そんな彼が物語冒頭から過酷な運命を辿るであろう予言がされています メリオダスは物語開始時点で すでに作中最強の人物でありましたが パーシバルはこれから強くなっていくと思うので 今後が楽しみです

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物語としてはまだ 序盤ということもあり あまり進展はないものの 物語の本筋になるであろう「黙示録の四騎士」の予言がされます

この見た目から判断すると

死はパーシバル 戦争はランスロット 疫病はトリスタン 飢餓はわかりませんが

ディアンヌとキングの子供ではないかと言われてますね

1巻の時点ではほぼ新キャラクターしかでませんが 物語が進むにつれ

七つの大罪との繋がりも見えてくると思われるので楽しみに待ってます