ゴーストワイヤートウキョウ 感想

ゴーストワイヤートウキョウはTango Gameworksが開発しベセスダ・ソフトワークスより2022年3月25日に発売されたゲームソフトです 

ある不気味な般若面の男により 人々は消滅し妖怪や魍魎がはびこる渋谷を舞台にした

アクションアドベンチャーです この作品は以前が興味があったもののPS5を入手できなかったので発売日に買うことできませんでしたが ようやくPS5を購入したこともあり PS5入門として最初にプレイするゲームとなりました ボリューム不足を指摘された本作ですが確かにクリア時間はじっくり遊んで20時間程度です ですが自分として

斬新なゲームで かなり楽しめたと思います 私としては物足りなさは感じなかったかな この作りこみが50時間もかかるゲームを作ったら開発が死ぬとさえ思いました

東京・渋谷の探索が楽しい!

本作は東京を舞台にしたオープンワールドです まずこの東京の作りこみに驚かされますグラフィックをPS5ということもありかなりよいのですが かなり細かい所までつくりこまれています 今作はストーリー上町には幽霊か怪異しかいないのですが

街の看板 駅 建物 信号 まるで東京を観光にきたような感覚になります

もちろん高い場所にもいけますし そこから町を見渡すのも最高でした ただ歩いているだけでも楽しいゲームって本当に好みなんですよね やはりアドベンチャーにおいて移動自体が苦痛になると 面白さも半減しますし

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本作は全ての建物に入れるわけではありませんが・・買い物ができるコンビニやまたはストーリー上建物に入ることもあります そこにもゲームには関係のないようなオブジェや備品などしっかり作られていて驚きましたね もちろんゲームとしてもサブミッションややり込み要素、戦闘が苦しい百鬼夜行 幽霊の解放(スキルアップに必要)などゲームとしてもしっかり探索が楽しく作られています

熱くも切ない 家族をテーマにしたバディストーリー

・東京の怪現象を生き残った主人公 秋人と秋人にとりついているKKという男のコンビを主軸とするバディものです まずこの二人の友情がよかったですよね 最初こそは利害に一致で行動しているので辛口や皮肉の言い合いが多いですが 苦難を乗り越えていくにつれお互いを「相棒」という仲までいくのは熱かったです!

・家族をテーマにしていて 秋人もKKもそして黒幕も家族に対してなんらかの事情を持っているのですがストーリーが進むにつれ明かされていき感情移入しやすいようにできていました ただ今作のEDは大変切ない話で「まじかぁ・・」とちょっと受けれ入れられない所もあるものの(秋人のがんばりなんだったんだ・・)秋人が前へ進んで生きていくという所はよかったかな 秋人は普通の一般人なのですが しっかりかっこいい主人公をやってたのはよかったですね

・日本妖怪や都市伝説などオカルトに関わる要素も多くあり そういうのが好きには人にはワクワクするストーリーではないでしょうか

難しいが爽快感のあるバトル

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本作のマップには「マレビト」と呼ばれる怪異が徘徊しており 主にマレビトとの闘いになります 完全にシームレスなので隠れて背後をつくこともできますが見つかると襲ってきます 戦闘は一人称視点でエナジーショットを放つシューティングとなりますが

今作は「印」を使ってる設定なのでまるで 陰陽師になったような感覚でした

エナジーショットもストーリーやスキルを上げていくにつれて強力になったり エナジーショットの種類もふえたり お札を使って様々な効果を発揮したりと戦闘の手数が増えていくのもRPGらしさがありました

ただ今作の戦闘 かなり苦戦しました

元々こういう一人称のゲームになれていないので 標準を合わせるのも難しかったし

まず敵との位置関係がわかりづらいので死角から攻撃されるのは痛かったし というか理不尽にスピードが速いマレビトもいるし 集団でボコボコにされた時はクリアを諦めようと思ったほど・・エナジーショットも無限に打てるわけではないので そもそも攻撃する手段がなくなったりとてんてこまいでした・・

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しかしめちゃくちゃ面白かったです

上にも書きましたが自分はあまり一人称視点ノゲームをやらないのですが 移動や戦闘が全て新鮮であり 時間を忘れてプレイしてました そしてマレビトからコアを抜いて倒したとき コントローラーの振動とも連動して爽快感がありました

そして印の結び方もかっこいいですよね

しっかり作られているサイドミッション

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メンストーリー以外にもサイドミッションと呼ばれる サブシナリオも用意されています 何か困っている幽霊の頼みを聞くものが多いですが 単なるお使いにならずしっかりストーリーも作られており 短いですが感動したものもあります

サイドミッションにみに行ける場所は空間もあり これほど手抜きのないオープンワールドをやったのは久しぶりな気がします 当然戦闘にもなりますが 飽きさせない工夫がされていました もちろん幽霊やマレビト以外にも座敷童や河童など日本でおなじみの妖怪も出てきて楽しかったですね・・しかし今作ってマレビト以外の妖怪が「悪」として描かれてなかったのも新鮮でした

気になった点

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うえでも書きましたが 一人称がゆえの理不尽さや とにかく矢が使いずらい

なんですかこの縦は・・画面が見ずらい上にいちいちチャージしないと発射できないのでなんだこんな使用にしたのかと首をかしげます しかもストーリー上矢しか使えない時もけっこうあって プレイを投げそうになることもありました

・指摘されているボリューム不足ですが 確かにメインストーリーを追うだけなら8時間ほどで終わる内容なので少ないですね ですが手抜きは感じませんでしたし東京の作り込みは感動さえ覚えたので私はきになりませんでしが もう少し掘り下げてほしかったキャラもいるのも事実 もし次回作があるなら かなり化けそうなきがします

まとめ

正直人を選ぶゲームだとは思いますがPS5入門でやるゲームとしては大満足な仕上がりでこれが次世代機の力かと感心しましたね

日本妖怪やバディものが好きな人にはおすすめなゲームです

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ちなみに 犬猫をなでなでできるゲームでもある 可愛い!