日本人より日本愛を感じる PS4の傑作
クリア時間を確認する方法がないので正確な時間はわかりませんが 60時間くらいか
ストーリー
物語は 鎌倉時代中期 モンゴル帝国(元)の日本侵略があったという元寇(げんこう)を取り入れています 舞台は現在の長崎県に位置する島 対馬です
元からの侵略で戦渦に包まれすが 圧倒的な戦力差で対馬の武士は壊滅に
かろうしじて生き残った 一人の武士 境井 仁(さかい じん)は
武士の誇りを捨て あらゆる手段で民を守ろうとする 冥土から蘇った
冥人(くろうど)として あらゆる手段を使い 故郷を救おうと立ち上がる
主人公である 仁は当時の武士らしく 誇り高い性格で 最初は武士道を反したことを
躊躇する場面が多いです しかし たびたび入る幼少時代の回想から 彼の故郷を守りたいと想いは何よりも強いと感じ 次第に手段を択ばなくなります
民を守るためとはいえ 闇討ちに毒盛りに焼き払い これは明らかに武士のやることではありません 一応仁は名家の生まれであるので そのことを咎められることはあります しかし仁はうだうだ悩むことなく 信念を貫くので痛快な復讐劇としても
楽しくみれました キャラクター達は けっこう癖のある人物が多いのですが
人間ドラマをよくできて好感がもてます 自分は石川先生かな あの不器用な師弟のその後が見たい でも一番よかったのは上の画像 仁の叔父との 親子愛かなぁ
システム
サブイベントや占領された集落の解放 ステータスを上げるための場所
探索要素が盛りだくさんです
島を舞台にしているから 狭そうかと思ったらけっこう広くてびっくりです
思わず足を止めて見てしまうような 絵画のような大自然でスクショを何枚もとってしましました
本作には 目的地に向かって風がふくという演出があります
まるで風に導かれるようなものでしたが これは日本が舞台だからこそできたのかもsれませんね
人々の暮らしもよく再現されています 確かに現在と科学技術には及ばないですが
当時の人々の知恵や知識をなめてはいけないと感じた 特にこの水車が何百年も前とは思えないです
気になったのは 対馬の北の方は雪国になってることでした
同じ島なのに これ季節感 おかしくねーか??
あと元国 日本語うますぎじゃね??
戦闘は 敵とシームレスか占領された領地に入ると 発生します 基本は刀を使ったアクションです 四つの型(スタイル)を敵の相性に合わせて替えるのですが
ガードがかなり硬いです うまく剣ではじくか 暗器を使って崩し攻撃します
この斬撃がとにかくかっこよくて素晴らしい
ただ集団相手だとけっこうボコボコされるので うまく闇討ちするのがベストです
ストーリーを進める 敵をおびき寄せる鈴を使えたり やれることが増えてきます
巨漢のやつは 固い盾もってるわ 火薬もってるわでイライラしたけど・・
対馬はほとんどの集落や村が占領されています クリアする上で全てを開放する必要はないのですが 解放すると元の穏やかな景色を見ることができ モチベーションをあげてくれますね ちなみに自分は全て解放しました
オープンワールドの良さを生かしながら シリーズ物ではない完全新作でここま評価の高い作品は久しぶりです
これ作ったの海外の方々ですよ? segaの名取氏が言ってますが 日本が作るべきゲームですよね(でも日本じゃ作れないと思う ゲームにかける予算が違いすぎる)
ただ日本人にも評価されてるってすごい日本愛を感じる作品でした
トロフィー率は60%ですが これは普段やりこみをやらない自分には
かなり高い方でゲームの没頭感が素晴らしかったのだと思います
やはりオープンワールドはワクワクするね