龍が如く1の以前の時代を描いた作品 時系列では最も古く 後付けではあるのだが
非常に完成度が高い作品だった
シナリオ
主人公は若い頃の 桐生と真島の二人
それぞれ 章ごとに物語の視点が切り替わるようになってますが
あらすじが入るのでストーリーを忘れた時も安心して見れました
「龍」と「狂犬」の目覚めを描く 伝説の始まりの物語
1989年が舞台ということで 当時は携帯はないので 公衆電話かポケベルで
連絡をとってるのも 今の時代との違いが見れるのもよかったです
(というかこの時代ってちょうど僕が産まれた年なんだよな・・)
一見無関係に見える二人の物語が実は裏では繋がっていたのも
脚本の構成がうまいと思いました
桐生編
風間に憧れ 極道の世界に入った桐生ですが この頃はただの下っ端のチンピラと変わらないヤクザでした ある事件で殺しの濡れ衣を着せられ
「堂島組」との闘いに巻き込まれる形となる
20代にしては渋すぎる気がしますが この時から肝座っていて 敵とみなしたものは
目上の人間でもかなり態度がでかかったですよね
兄弟分 錦山との友情も熱かったです しかしこの二人は20年後・・・
様々な人間の生き様とケジメを見てきて 本物の「極道」が目覚める下剋上とも言えるストーリーは最後までハラハラさせられました
このシリーズは最終決戦がとにかく熱いですよね
真島編
真島がホストやってたのは意外でしたけど この頃はあの狂ったような喋り方はしていません 今の真島になるまでの過程を描いた話でしょうか
やはり彼を変えたのは本作のヒロインのマコトでしょうね
真島は訳あって上の命令を聴くしかなかったのですが
最後に「俺はもう誰の命令もきかん」というセリフは やっと真島らしくなってきたと
思いましたね
他にも 立華や尾田 魅力的な登場人物や多く登場しました
残念ながら7の時点ではもうほとんどこの世にいない者が多いのは寂しく感じますが
なにせ30年前だからな・・ この頃の小学生は今じゃ40代だし
システム
戦闘は4つのスタイルを振り分けたアクションとなります
少し敵が硬いような気がしましたが アクション次第ではだいたいくずせるので
理不尽さはなかったかなと
ただ成長システムにお金を使うシステムはちょっとめんどくさい気もしました
敵を倒してもお金は稼げるのですが 少し程度ですし
結局お金が稼げる シミュレーションミニゲームをやりこむしかないのです
ですが僕はシミュレーションが最も苦手なゲームの分野で これを龍が如くでやる必要があるのか疑問には感じます
最も気に入ってるのはキャットファイトなんですがね
違うゲームだろwww
今作の主題歌は 最初変な曲だと思いましたが
段々聞いてくると物語にはまっていて 今では何度も聞きたい曲となりました
ちょっとネタバレが入ってるような気もしますけど
かっこいいですよね
総評
今年でこのシリーズをやったのは3本目ですが
春日 八神 桐生 主人公みんなそれぞれ違った信念と生き様を持っていて
最高の時間でした
早く次回作が発表されないか今か今かと待ちわびています