龍が如く0 感想

f:id:hinoasuno:20200508005425j:plain

龍が如く1の以前の時代を描いた作品 時系列では最も古く 後付けではあるのだが

非常に完成度が高い作品だった

シナリオ

主人公は若い頃の 桐生と真島の二人

それぞれ 章ごとに物語の視点が切り替わるようになってますが

あらすじが入るのでストーリーを忘れた時も安心して見れました

「龍」と「狂犬」の目覚めを描く 伝説の始まりの物語

1989年が舞台ということで 当時は携帯はないので 公衆電話かポケベルで

連絡をとってるのも 今の時代との違いが見れるのもよかったです

(というかこの時代ってちょうど僕が産まれた年なんだよな・・)

一見無関係に見える二人の物語が実は裏では繋がっていたのも

脚本の構成がうまいと思いました

 

桐生編

f:id:hinoasuno:20200508010452j:plain

風間に憧れ 極道の世界に入った桐生ですが この頃はただの下っ端のチンピラと変わらないヤクザでした ある事件で殺しの濡れ衣を着せられ

「堂島組」との闘いに巻き込まれる形となる

20代にしては渋すぎる気がしますが この時から肝座っていて 敵とみなしたものは

目上の人間でもかなり態度がでかかったですよね

f:id:hinoasuno:20200508011137j:plain

兄弟分 錦山との友情も熱かったです しかしこの二人は20年後・・・

f:id:hinoasuno:20200508011315j:plain

様々な人間の生き様とケジメを見てきて 本物の「極道」が目覚める下剋上とも言えるストーリーは最後までハラハラさせられました

このシリーズは最終決戦がとにかく熱いですよね

真島編

f:id:hinoasuno:20200508011556j:plain

真島がホストやってたのは意外でしたけど この頃はあの狂ったような喋り方はしていません 今の真島になるまでの過程を描いた話でしょうか

f:id:hinoasuno:20200508011725j:plain

やはり彼を変えたのは本作のヒロインのマコトでしょうね

真島は訳あって上の命令を聴くしかなかったのですが

最後に「俺はもう誰の命令もきかん」というセリフは やっと真島らしくなってきたと

思いましたね

他にも 立華や尾田 魅力的な登場人物や多く登場しました

残念ながら7の時点ではもうほとんどこの世にいない者が多いのは寂しく感じますが

なにせ30年前だからな・・ この頃の小学生は今じゃ40代だし

システム

f:id:hinoasuno:20200508012317j:plain

戦闘は4つのスタイルを振り分けたアクションとなります

少し敵が硬いような気がしましたが アクション次第ではだいたいくずせるので

理不尽さはなかったかなと

ただ成長システムにお金を使うシステムはちょっとめんどくさい気もしました

敵を倒してもお金は稼げるのですが 少し程度ですし

結局お金が稼げる シミュレーションミニゲームをやりこむしかないのです

ですが僕はシミュレーションが最も苦手なゲームの分野で これを龍が如くでやる必要があるのか疑問には感じます

 

龍が如くらしく ミニゲームやサブイベントも豊富です

最も気に入ってるのはキャットファイトなんですがね

f:id:hinoasuno:20200508012921j:plain

f:id:hinoasuno:20200508012933j:plain

違うゲームだろwww

 

youtu.be

今作の主題歌は 最初変な曲だと思いましたが

段々聞いてくると物語にはまっていて 今では何度も聞きたい曲となりました

ちょっとネタバレが入ってるような気もしますけど

かっこいいですよね

総評

今年でこのシリーズをやったのは3本目ですが

春日 八神 桐生 主人公みんなそれぞれ違った信念と生き様を持っていて

最高の時間でした

早く次回作が発表されないか今か今かと待ちわびています