金色ラブリッチェ 感想

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ストーリー

主人公 市松 央路(いちまつ おうろ)は 偶然お姫様を助けたことによって

貴族の学園 私立ノーブル学園へ転入することになる

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本作のテーマは「金色」と「ゴールデンタイム」であり

ゴールデンタイムとは自分が輝いていられる 最高の瞬間 時間

人生において 何かをやるということがどういうことが考えさせられる作品だった

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タイトル通り ヒロイン達の5人のうち4人が金髪という 珍しい作品だが

ヒロイン達は個性的なので見間違えることはほぼないのはよし

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しかし転入した主人公を持っていたのは庶民への偏見 基本貴族は庶民を見下しており

ヒロイン達以外は冷めて目でみている

しかしある事にきっかけに 次第に回りも主人公を認め始めてくるのは

やはりおない年の子供はうちとけやすいということだろう

シルヴィア・ル・クルスクラウン・ソルティレージュ・シスア

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北欧の王国「ソルティレージュ」のお姫様。いつも無邪気で天真爛漫 王族とは思えないほど穏やかな性格で 主人公に会うために公務を抜け出したりと大胆な行動をとることも わずかな時間でのお茶会は彼女のゴールデンタイムと言えるだろう

後に主人公のおさな馴染みだったことが判明し 彼女とは10年ぶりの再会だった

絶対音感」をもち天才ピアニストでもある

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ルートでは シルヴィアを好きだと自覚した主人公が 王族と庶民に釣り合うには 主人公が外交官にしかなるしかないと奮闘する

思わぬ金髪イケメンのライバルが登場したり(後にシルヴィアの兄だと判明し拍子抜けするが) 彼女の唇をねらう輩も現れて苦労したし なかなか進展しなかったですね

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ほぼ事故なのですがキスまでいったら一直線で お互い 両想いだったこともあり

一気に恋人までいきましたね

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妃 玲奈(きさき れいな)

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主人公と同じクラスのギャルで誰にもきさくなため 男女とも人気がある

序盤クラズで浮いてた主人公にも唯一親しく話しかけてため 非常に気配りもきく子でした お嬢様でないので 庶民視点だと主人公と話が合いやすいのもあるだろう

人をからかったりするのが好きだが空気はよめる

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ルートでは主人公が過去のトラウマを打ち明け まるで聖母のように話をひざまくら

して聞いてあげるのが好きなシーン この後主人公は告白するんですけど

玲奈にとっては主人公はよき友人で ちょっと戸惑ってしまうんですよね

友人と恋人のバランスが玲奈ルートのテーマでしょう

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「私たち バランス とれてる?」 未来じゃ3人も子供作ってる

どんだけがんばってんだ!

エロイナ・ディ・カバリェロ・イスタ

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シルヴィアの近衛警護を務める女騎士 しっかりとして大人びた女性だが

名前でからかうとキレるので注意

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普段は姫の護衛のため 鎧姿でいることが多く私服だとすごくかわいい

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ルートでは スキャンダル写真をきっかけに主人公と「恋人のフリ」をすることになるのですが・・

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予想はついてたのですが 本当に恋人になってしまいました

恋人になったエルはおっぱいを触っても怒らなかったり 以前では考えれない関係に

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実はエルはシルヴィアの実の姉 シルヴィアは本来王族の血筋でなく

養子として迎えれてたらしい 大人の事情が絡んでるが それ以来エルは家臣として妹と接しなくてはいけなかった なんとなく似ているとは思ったのですが

姉妹だったとは予想つかなかったです

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好きなフェッシングを続けるため シルヴィアの家臣を降りることになったエルは

彼女の選択に後悔はない 

栗生 茜(くりゅう あかね)

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主人公達の後輩 人懐っこく すぐに主人公達と仲良くなる

身体能力が高く陸上部に所属している ヒロイン達の中で唯一金髪ではない

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あくまでサブヒロインの立ち位置らしく 攻略ルートは短くあっさりしている感はあります すぐに茜の方から告白しますし 今作と本筋とおまり関わりがなく

番外編と言っていいでしょうか

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とはいえ彼女の魅力を出すには十分なシナリオでしたし 何より体のボディラインがエロいからOK(変態

あと気になった点ですけど 微妙に彼女だけは顔の作画が種類ごとに違うことに違和感を覚えました個人的にですけど

 

この4人のエピソードをクリアすると最後のヒロインが解放される

僧間 理亜(そうま りあ)

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主人公とは別のクラスで 何度も停学をうけ 口が悪くタバコをすってルヤンキー少女

しかし主人公とは気軽に話せる中で 相談相手になってくれることもある

彼女のセリフは全ての謎が判明する ルートでより重みがあるものなるだろう

今作のメインヒロインはある意味理亜でしょう

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主人公が大ファンである 歌姫 マリア ビショップの正体が理亜であることはプレイヤーはすぐに察すると思う 正体が判明した時の主人公の動揺ぶりは笑った

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主人公と シルヴィア 理亜は 3人とも幼馴染で 10年前はよく遊んでいたらしい

理亜は名乗るつもりはなかったらしいのですが偶然にも3人は再会したことなる

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彼女になった理亜は意外に積極的で友達の前で イチャイチャしたりと可愛かった

だが喘ぎ声はNGだろうさすがにww

f:id:hinoasuno:20200418230551j:plainクリスマスのパーティでマリアとして ラストのステージの後

理亜と踊ることになるが理亜が倒れてしまう

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理亜は生まれた時から脳に重い障害を抱えていた

頭の頭蓋骨にはぽっかり穴があいていて

味覚や視覚はほぼなく 体も常人よりもはるかに弱い(だったらたばこなんか吸うなよ・・)

逆に聴覚は異常に発達し 雨の音 機械の音にかなり弱い

医者もすでにさじを投げていて今まで生きてこれているが奇跡というほど

体はボロボロだったのだ なんか病気を持っているのではとなんとなく察していましたがここまでだったとは驚きでした

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眼が見えない理亜も金色は見えるらしい(と言っても我々の目にうつる金色とは違うらしいが)

ここで本作の金色のテーマの意味が見えてくるでしょう 容体が回復したり悪化したり

次第に目を覚ます時間が短くなっていく理亜

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理亜の願いは主人公とシルヴィアが結婚して子供を産むことだった

1年後理亜は亡くなってしまった 死ぬ直接的な描写はなかったものの

なんとなく想像できてしまうのが辛い

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ソーマ君とは理亜のことね いつも理亜と見ていた夕日をシルヴィアと眺めている主人公

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理亜の願いは主人公とシルヴィアが結婚すること それが叶ったので理亜に後悔はない

だがずっと忘れない理亜といたゴールデンタイムを

これをハッピーEDと呼べるかバットEDと呼ぶか人によってわかれそうですね

理亜は亡くなってしまいましたが 彼女の望みは全て叶ってるのです

むしろシルヴェィアとくっつかない 他のEDがバットEDとにも言えますね

実際私も恋愛ADVで ヒロインが死ぬという展開は初めてでしたので

今でもちょっと動揺していて このEDをどう捉えるかな悩ましい所ではあります

なんだかんだで理亜は助かるだろうと思ってたのですが 魔法や超科学が存在しない世界観なので それこそご都合主義ですが やはり理亜には生きてほしかったなぁ

自分の中では人生ベスト10に入ってしまったかもしれませんね

 

総評

自分自身も ゲームしてる時間とか決して無駄ではないと感じ取れる作品でした

ただ10代の時にこのゲームをやってたら将来について真剣に考えたかもしれませんね

とにかくやっててよかった恋愛ADVでした